ロッテ吉井監督 6回途中降板の種市に苦言「エースになるんだったら…」

2023年09月02日 22:34

野球

ロッテ吉井監督 6回途中降板の種市に苦言「エースになるんだったら…」
<ロ・楽>7回、同点に追いつかれ厳しい表情の吉井監督(撮影・長久保 豊) Photo By スポニチ
 【パ・リーグ   ロッテ3―5楽天 ( 2023年9月2日    ZOZOマリンスタジアム )】 先発の種市は5回1/3を3安打1失点。打線は2回にポランコの22号ソロなどで2点を先制し、2―1の5回に岡の5号ソロでリードを広げたが、7回に3番手の西村が小郷に同点2ランを被弾。3―3の8回には中村奨、ポランコの連打で無死一、二塁の好機をつくったが、山口が見逃し三振、代打・石川慎、茶谷が左飛に倒れて無得点に終わり、直後の9回には守護神の益田が2点を失い、逆転負けを喫した。連勝は2で止まり、首位オリックスとは再び9・5ゲーム差に広がった。
 以下、吉井監督と一問一答。

 ――先発の種市は5回3分の1での降板。何かトラブルがあったのか?

 「まあ、疲れ、疲れです。どっか痛いっていうわけじゃないんですけど」

 ――本人は球数が多くなったことを反省していた。

 「今日の種市はヒットはそんなに打たれてなかったんですけども、もったいないボール球が非常に多かったので、ゲームの深いところまで投げられなかった。彼がそういう流れを作り出してるので、そこは本当に大いに反省して。9番への四球なんかもそうですし、数字上はナイスピッチングに見えるけども、今日の流れを作り出してしまったのは彼なので、そこは、これからエースになるんだったら、ちゃんと反省して、こんな風にならないようなピッチングできるようになってほしいと思います」

 ――西村が同点2ランを被弾した。

 「まあ、仕方ないですよね。相手もやっつけようと思って出てきているので。結構良いコースだったんですけど、うまくホームランされてしまいましたね。逆球だったのかな。逆にあってたのかな。外角がインローに行った感じだったんですかね。1番強いところに行ってしまった。でも、あの場面で西村って言ったのは自分なので。こちらの責任です」

 ――9回は益田が打たれた。

 「でも、ここまで本当に頑張ってくれてるので。疲れている中、一生懸命腕振って投げてくれたんで、今日は責められないです。また調子を整えて頑張ってほしいと思います」

 ――回の途中で鈴木に代えたのは。

 「もう、あれ以上投げる必要ないと思ったので」

 ――ポランコは今日もホームランが出た。ムラがなくなってきているようだが。

 「ホームランバッターは大体そんな人が多いんで。でも今は調子は良いと思います」

 ――流れを変える存在となりそうだが。

 「そうですね。長打が出ると流れ変わったりするんで。でも、今日はその流れをピッチャー陣が台無しにしてしまったので、明日からまた頑張ってほしいと思います」

 ――8回の攻撃はもったいなかった。

 「そうですね。あそこも山口が見逃し三振したんで、あそこでちょっと流れ切れちゃったかな。ああいうところもね。フルカウントから結構見逃し三振多い選手なので、自分がどういう特徴なのかちゃんと知った上で対処できるようになってほしいと思います」

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