巨人・岡本和が通算200号!復帰1打席目いきなり35号も空砲 プロ1号放った思い出のハマスタで

2023年09月02日 05:30

野球

巨人・岡本和が通算200号!復帰1打席目いきなり35号も空砲 プロ1号放った思い出のハマスタで
<D・巨>2回、ソロを放つ岡本和(撮影・島崎忠彦) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   巨人3-9DeNA ( 2023年9月1日    横浜 )】 プロ野球選手として第一歩をしるした地で、節目の記録に到達した。巨人・岡本和が2回に先制の右越え35号ソロ。東の初球、129キロチェンジアップを右翼席へ運び、史上114人目の通算200本塁打を達成した。
 「うれしいこと。まだまだなので、これからもっと積み重ねていけるように頑張る」

 迷いのないファーストスイング。「思い切っていこうと」と復帰戦最初の打席で一発回答した。史上9人目の6年連続30本塁打に到達するなど、球界を代表するスラッガーとなった27歳。本塁打を放つには「空振りを恐れずに、思い切って振ることが大事」という。それを実践した。

 1年目の15年9月5日、同じ横浜でプロ初本塁打を放った。代打で出場し、左腕・砂田の初球のスライダーを強振。通算3打席目で初安打が本塁打。そこから積み重ねた199本。記念の一発は、くしくも「第1号」と同じ球場で、左腕の初球の変化球だった。球団では松井秀喜を抜く日本選手2位の837試合目での200号達成となった。

 勝敗の責任を背負う主砲。逆転CSへ、今週は2位・広島、3位・DeNAと勝負の6連戦だった。だが、8月29日に体調不良で離脱。自ら栄養ドリンクを購入するなど、回復に努めたが欠場を余儀なくされた。4番不在の中で1勝2敗と負け越した広島戦を「ずっと見ていた」。3試合連続の空砲になったが存在感は抜群だった。

 これで3位・DeNAとは3ゲーム差。それでも「あと2試合絶対勝つ」と前だけを向いた。(小野寺 大)

 ≪日本人9位のスピード記録≫岡本和(巨)が1日DeNA戦の2回に東から今季35号ソロを放ち通算200本塁打を達成した。プロ野球114人目。巨人で200本塁打以上は王貞治の868本塁打を筆頭に8人目。初本塁打は15年9月5日DeNA戦で砂田から。200号の最年少到達は92年清原和博(西)の24歳10カ月で、岡本和の27歳2カ月は、72年大杉勝男(東映)、82年掛布雅之(神)に並ぶ年少6位。通算837試合は歴代18位のペースながら、日本人に限れば99年松井秀喜(巨)の841試合を抜く9位のスピード記録になった。

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