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Bジェイズ指揮官 8回ピンチの場面で「難しい」悩んだ末に大谷と勝負の選択ズバリ

2024年04月29日 06:26

野球

Bジェイズ指揮官 8回ピンチの場面で「難しい」悩んだ末に大谷と勝負の選択ズバリ
<ブルージェイズ・ドジャース>4回、ニ直に倒れる大谷(撮影・光山 貴大) Photo By スポニチ
 【インターリーグ   ブルージェイズ3-1ドジャース ( 2024年4月28日    トロント )】 ブルージェイズが28日(日本時間29日)、本拠地でドジャースと対戦し、鉄壁の外野陣がファインプレー連発で3-1の勝利に導いて連敗を5で止めた。
 初回1死、2番・大谷が放ったセンター後方の打球を中堅手・バーショが背走し、最後はフェンスに激突しながら好捕。4回1死には3番・フリーマンが放ったライトフェンス際の打球を、右翼手・スプリンガーがジャンプ一番でキャッチ。

 さらに2人の好守備は止まらない。1-3で迎えた8回2死満塁の場面では再び中堅手・バーショが魅せた。5番・マンシーが放った右中間最深部の打球をフェンスに体を預けてキャッチして逆転を防いだ。そして最終回には先頭の6番・パヘスが右中間に放った鋭い打球を右翼手・スプリンガーがダイビングキャッチした。

 この再三の好プレーに試合後、ジョン・シュナイダー監督は「(スプリンガーのプレーは)信じられないくらいだ。私たちの外野守備は球界一だ。(今日も)ゲームを変えた。早い回にバーショが大谷の打球を獲ってくれた。ジョージ(スプリンガーのキャッチ)は最高級だった」と称賛した。

 また、8回無死二、三塁でのピンチで迎えた場面では大谷、フリーマンのどちらかと勝負という選択は「難しい」と頭を悩ませた。結局この試合で本塁打を打っているフリーマンではなく3打数無安打だった大谷との勝負を選択し「忘れられがちだが、二、三塁で大谷を迎えた場面でジミー(ガルシア)がよく一死を取ってくれた」と労った。

 ドジャース打線の中核を担うベッツ、大谷、フリーマンについて「3人はとてもいい選手。それぞれ今季、いいスタートを切っている」とし、8回の場面で「満塁にして将来の殿堂入り選手であるフレディ・フリーマンを迎えるというのはあり得なかった」と大谷と勝負してフリーマンは申告敬遠する采配がハマって無得点で切り抜けた。

 無得点で切り抜けられたことに「ジミーが翔平をアウトに取ったのは忘れてはならない。どちらかを選ぶかなんてできないよ」と振り返った。

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