松田宣浩氏 ソフトバンク・甲斐の1号は今後が楽しみになるバッティング

2024年04月29日 05:00

野球

松田宣浩氏 ソフトバンク・甲斐の1号は今後が楽しみになるバッティング
松田宣浩氏 Photo By スポニチ
 【パ・リーグ   ソフトバンク3ー2西武(延長10回) ( 2024年4月28日    ペイペイD )】 【松田宣浩 視点】ベンチ入りしたソフトバンクの野手全員が出場し、みんなで勝ちきった勝利だったと思います。今宮選手を早く代え、川村選手が2打席立ったり後半はスタメン以外の選手が出て、勝利を諦めずに戦った。小久保監督の色や考え。ベンチみんなでやる姿勢が、色濃く出た熱戦でした。
 熱男的なポイントを挙げるならば、甲斐選手の1号です。1―1で終盤に入り、一発で決まるイメージがあった。もともと2桁打てる力がある。打ったのはボール1個低かったらショートゴロ、サードゴロだったボールを逃さずに持っていけた。追いつかれて延長に入り、決勝弾とはなりませんでしたが、今後が楽しみになるバッティングでした。

 気になった点も一つ。守備でけん制なしに初球から走られるケースが見られました。甲斐選手がいくら強肩とはいえ、スローイングだけではアウトにならない。投手は長く持つ、クイックをするなど盗塁阻止は共同作業。サヨナラ勝ちして首位にいるチームだからこそ、確認は必要だと感じました。(スポニチ本紙評論家)

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