ブレーブス 24歳エルダーが好投、ガーディアンズにサヨナラ勝ち MLBトップの19勝7敗

2024年04月29日 09:58

野球

ブレーブス 24歳エルダーが好投、ガーディアンズにサヨナラ勝ち MLBトップの19勝7敗
ブレーブスのブライス・エルダー(AP) Photo By AP
 ブレーブスは、28日(日本時間29日)ブライス・エルダー(24)が今季2度目の先発、6回途中まで4安打2失点で4対3の勝利に貢献した。
 力で圧倒するタイプではない、89マイルのシンカー、83マイルのスライダー、91マイルの4シーム、85マイルのチャンジアップをコーナーに投げ分け、打たせて取る。

 22日のマーリンズ戦は7回途中まで投げ、8安打を許すも、要所を抑え無失点。しかしこの日の相手は好打者が揃うガーディアンズ打線で、ボール球は振ってくれないし、審判のストライクゾーンも狭かった。

 3回は2四球を与え、内野安打で1失点。5回は9番打者ブラヤン・ロッキオに中前打の後、盗塁を許し、チェンジアップが続けてワイルドピッチになり、生還を許している。エルダーは「途中ちょっと乱れてしまった。乱れることは時々あるけど、いつもはすぐに調整できる。今日は同じミスを4、5回も続けてしまった」と悔しがった。それでも辛抱強く投げ2失点でゲームを作った。ブレーブスは延長10回サヨナラ勝ちで、今季19勝7敗とメジャートップの好成績だ。

 エルダーは22年にメジャーデビュー、23年は31試合に先発、12勝4敗、防御率3・81の活躍。オールスターにも選ばれた。しかしながら後半は13試合に先発、防御率5・11と成績を落としていたため、この春のキャンプではローテーションの座は確約されなかった。5番手の座は新加入のレイナルド・ロペスが手にし、エルダーは開幕は3Aで迎えることになった。しかしながらエースのスペンサー・ストライダーが肘の靭帯の手術で今季絶望となったため、ローテーションに加えられている。「開幕マイナーと知って、最初は動揺した。でも自分はまだ24歳、このレベルで長く投げるつもりだし、10数年経って、こんなこともあったと思えるようにすればいいだけと思った」と大リーグ公式サイトの記者に語っている。

 大切なことは、去年のように後半崩れないこと。「今年はフルシーズンに投げる準備をしてきた」と言う。ブレーブスの先発投手陣は開幕直後は不安定だったが、19日から28日のホームスタンドの9試合で7度のクオリティースタートと安定。前日は40歳のベテラン、チャーリー・モートンが7回無失点と力投し、ストライダー離脱の影響を感じさせていない。

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