巨人・阿部監督 「明日は“切り替え力”の勝負」 グリフィン誤算&打線無得点も前向く

2024年04月29日 17:03

野球

巨人・阿部監督 「明日は“切り替え力”の勝負」 グリフィン誤算&打線無得点も前向く
<巨・ヤ>完封負けの巨人・阿部監督は試合後にスタンドにあいさつする(撮影・西川祐介) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   巨人0ー9ヤクルト ( 2024年4月29日    東京D )】 巨人はヤクルトに0ー9と大敗し、3連勝はならなかった。先発のグリフィン投手(28)が4回11安打8失点と炎上したのが誤算だった。
 6日のDeNA戦以来の登板となった先発の助っ人左腕だったが、初回、連打に四球も絡みいきなり4点を失うと、その後も山田、村上に本塁打を浴びるなど4回11安打8失点で降板した。

 打線も相手先発ヤフーレの前に最後まで得点を奪うことができず。前日のDeNA戦では今季最多タイ12安打で6得点。球団ワーストを更新していた3得点以下の貧打を連続13試合で止めて快勝したが、再び貧打に逆戻りとなった。

 試合後、阿部慎之助監督(45)との主なやりとりは以下の通り。

 ――グリフィンが試合をつくれず。

 「そうだね。ちょっと見切り発車させてしまったかなと思って。僕が反省してます」

 ――グリフィンの調整。

 「そうだね。9連戦ということもあってちょっと無理させちゃったかな」

 ――時間を与える?

 「それもちょっと考えようかなと思います」

 ――球速は戻っていた。

 「横からしか見てないんだけど、真っすぐが両サイドしっかりと投げられていなかったんじゃないかなという。僕なりの勝手な見解ですけど」

 ――4回も行かせたのは中継ぎの負担を考えてか。

 「そうですね。やっぱりあとは先発って責任ありますから。1イニングでも長く行ってもらおうと思ってましたね」

 ――2番手の堀田は安定していた。

「うん。連投ですけど。連投で後から行ったピッチャーは失点したけど何も責められないので。よく頑張ってくれたなと思います」

 ――相手先発のヤフーレは?

 「ファーストストライクも取れていいピッチャーだなと思って見てました。ゴールデンウィークで今日しか見に来られない人ももしかしたらいるかもしれないので、申し訳ないなと思いますね。でも9―0で負けたんだけど9点取られたから2敗するわけじゃないので。1―0で負けても9―0で負けても一緒なので。明日みんなで。明日はね、ジャイアンツの選手がどれだけ“切り替え力”を持っているかという勝負だと思います」

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