中京大の“完全男”高木 3安打完封「ワクワクしながら投げられました」

2024年06月11日 06:00

野球

中京大の“完全男”高木 3安打完封「ワクワクしながら投げられました」
<日本文理大・中京大>力投する中京大先発の高木(撮影・五島 佑一郎) Photo By スポニチ
 【全日本大学野球選手権第1日   中京大4―0日本文理大 ( 2024年6月10日    神宮 )】 中京大の最速151キロ右腕で来秋ドラフト候補に挙がる高木快大(3年)が、3安打完封勝利を挙げた。「素直にうれしいです。緊張感もなくワクワクしながら投げられました」。6回無死一塁で左前打を許すまで打者19人連続無安打の力投。今春リーグ戦では連盟59年ぶり3人目の完全試合を達成しており、「(無安打無得点試合は)頭をよぎりました。1本打たれて楽になりたいな…という思いと、ノーノー達成なら勝てるなという両方の思いがありました」と笑った。
 今春から直球の割合を8割程度に急増させた。西武・平良が「高め直球が一番打たれにくい」と言及した記事を目にしたことがきっかけだ。「去年までは怖くて、ここまで多くは投げられなかった。直球に自信がつき、成長につながった」と飛躍の理由を明かした。

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