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ブルージェイズ ゲレロのバットがすっぽ抜けて防球ネットを直撃…落ちてこない!引っかかって悪戦苦闘

2024年06月11日 19:57

野球

ブルージェイズ ゲレロのバットがすっぽ抜けて防球ネットを直撃…落ちてこない!引っかかって悪戦苦闘
<ブルージェイズ・ブルワーズ>4回、ゲレロのバットがすっぽ抜ける(AP) Photo By AP
 【インターリーグ   ブルージェイズ1―3ブルワーズ ( 2024年6月10日    ミルウォーキー )】 ブルージェイズのウラジーミル・ゲレロ内野手(25)のバットが、なんと内野の防球ネットに引っかかった。
 4回無死の第2打席。ゲレロは2球目を思い切りスイングした。結果はファウル。同時にすっぽ抜けたバットが三塁ベンチ上のネットを直撃。5~6メートルの高さに引っかかって落ちてこなかった。

 ゲレロは別のバットを使ってプレー続行。三塁ベンチのナインはネットを手で揺らし、さらにボールをぶつけてバットをネットから外そうとしたがかなわず。

 バットがぶら下がったまま試合が進み、ようやく「救出」に成功したのは6回だ。最後は先端にフックの付いた長い金属の棒が登場。バットに引っ掛けようとしたがうまくいかず、最後はネットを揺らして強引にバットを落とした。

 マウンドにいたブルワーズのコリン・レイは「何が起こっているのかと思ったよ。突然大きな歓声が上がってね。おかしかった」。
 21年には48本塁打でタイトルに輝いた右打者。そのパワーゆえの珍事だったが「みんな、バットを取り戻すのに素晴らしい仕事をしたよ」とゲレロ。バットが手元に戻ってくるとベンチでキスして再会を喜んだ。

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