阪神・村上 関西ダービー先陣 ノーノー未遂の才木に刺激「なんとか勝ってチームをいい状態に」

2024年06月11日 05:15

野球

阪神・村上 関西ダービー先陣 ノーノー未遂の才木に刺激「なんとか勝ってチームをいい状態に」
阪神・村上 Photo By スポニチ
 阪神・村上が大型連勝への口「火」を切る。きょう11日から始まる「関西ダービー」オリックス3連戦(京セラドーム)の先陣として、チームを4連勝に導く快投を期す。
 「チームの勢いにも助けてもらいながら、勝てるようにしていきたい」

 「火曜日の男」復権を図る。右腕が今季、全登板している火曜日のチーム成績は目下、9試合2勝5敗2分けで、曜日別では最低勝率・286に沈む。自身も4月30日の広島戦(マツダ)を最後に1カ月以上、白星から遠ざかってもいる。自らに言い聞かせるように「本当にここずっと火曜日で勝てていない」と何度も繰り返した。

 同学年・才木の快進撃が、その闘志をさらにたぎらせる。今季、才木が全登板している日曜日のチーム成績は、火曜日とは対照的に11試合9勝2敗、曜日別最高勝率・818。9日西武戦(甲子園)では8回1死まで“ノーノー未遂″の好投でリーグ単独トップの7勝目を挙げた盟友の活躍を刺激に「才木ならまた(ノーヒットノーランの)チャンスがあると思う。自分もそういう投球ができれば」と言葉に力をこめた。

 「いつも投げる2日前に才木がいいピッチングをして、勝率がいい。火曜日もなんとか勝って、チームをいい状態にしたい」

 才木―村上の“白星リレー”が増えれば、復調気配のチームはさらに活気づく。昨年、甲子園で行われた「関西ダービー」でも初戦のマウンドを担ったが、山本由伸(現ドジャース)との投げ合いの末、8回2失点で黒星を喫した。現在5連勝中のオリックスの勢いを止め、そのリベンジを果たせば、自信を取り戻す1勝にもなるはず。「初戦で負けたらきつい。なんとか勝って、チームが楽になるようにできれば」と村上。火曜日連敗を4、自身連敗を3で止め、チームの大型連勝への架け橋となる。(松本 航亮)

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