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広島・床田&小園が5月度月間MVP 床田は小園にエール「もう少し誠也に近づけるように」

2024年06月11日 13:00

野球

広島・床田&小園が5月度月間MVP 床田は小園にエール「もう少し誠也に近づけるように」
2度目の月間MVPを受賞した床田(撮影・北條 貴史) Photo By スポニチ
 5月度の「大樹生命月間MVP」が11日に発表され、広島の床田寛樹投手(29)と小園海斗内野手(24)が同時受賞した。床田は21年9月来2度目、小園は初受賞。広島勢のダブル受賞は21年9月の床田、鈴木誠也(現カブス)以来8度目となった。
 床田は登板4試合で、巨人・戸郷と並ぶリーグトップの4勝をマーク。防御率0・94でもリーグ3位につけた。3年ぶりの受賞に「ちょっと厳しいかなと思っていたので、凄くうれしい。火曜日に入れてもらえて、好投手と投げ合って勝てているのは自信になる」と充実感をにじませた。

 同時受賞した小園には「“俺も頑張るから一緒に獲ろう”という話をした」と明かし、「打っているし、守備でも頑張ってくれる。もう少し誠也に近づけるように。それくらいできる選手だと思う」とエール。今後に向けては「これから疲れが出てくると思うし、しんどい日も続くと思うけど、できることをしっかりやってチームの勝利に貢献していきたい」と決意を口にした。

 一方の小園は5月7日の阪神戦から4番に指名され、いずれもリーグトップの打率・368、得点圏打率・440をマーク。月間8度の勝利打点は球団新記録で、打点15もヤクルト・村上に次ぐ2位の好成績だった。6年目での初受賞に「いつかは獲りたいと思っていたので、うれしい。初めて4番を打って貢献できたので良かった」と白い歯をのぞかせる。

 1年前の5月は、開幕直後からの不振のため2軍で奮闘中だった。「本当に悔しかったので、今年は絶対にやってやるという気持ちで臨んでいる。5月だけで満足することなく、これからも頑張りたい」と言葉に力を込めた。

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