ソフトバンク・吉本2軍打撃コーチ「心のタフさが必要」技術だけでなくメンタルも鍛える

2024年06月11日 05:20

野球

ソフトバンク・吉本2軍打撃コーチ「心のタフさが必要」技術だけでなくメンタルも鍛える
打撃投手を務める吉本コーチ Photo By スポニチ
 気合が入っている。ソフトバンクの吉本亮2軍打撃コーチ(44)は2年ぶり現職に就いた。1軍の戦力になる選手づくり、一人前にすることをミッションに掲げ「面白み、楽しみがある」と腕まくりする。
 熊本・九州学院から高校通算66発の右の大砲として98年ドラフト1位でダイエーに入団。ヤクルトでもプレーするなど通算149試合に出場してユニホームを脱いだ。ソフトバンクの3軍打撃コーチなどを経て、昨年は初めて1軍の打撃コーチを務めた。「こういうことが必要だというのが、いくつも分かった」と振り返る。技術はもちろん、「松山(2軍)監督が言われてますけど、心のタフさが必要」。143試合戦うにあたって調子が悪いときもある。苦難をどう乗り越えるか。改めて精神面の大事さを気づかされた。

 交流戦から1軍に昇格した柳町とドラフト3位の広瀬が活躍を見せている。柳町は「やるべきことをきっちりやれる子」。広瀬は4月中旬から雰囲気や相手投手の球質などに「慣れてきたかな」と分析。左打ちだった明石打撃コーチと意見交換しながら若鷹を鍛えていく。

 ◇吉本 亮(よしもと・りょう)1980年(昭55)5月8日生まれ、熊本県出身の44歳。九州学院では3年夏の甲子園に出場し、初戦の平塚学園戦で2打席連続本塁打を記録。98年ドラフト1位でダイエーに入団。09年にヤクルトに移籍し、11年限りで現役引退。ソフトバンクの運営部スタッフ、1軍打撃コーチなどを歴任。右投げ右打ち。

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