画家に転身の元TBS美人アナ 凱旋個展を初開催 現在はドイツを拠点に活動「伝えたいことを詰め込んだ」

2024年01月15日 17:50

芸能

画家に転身の元TBS美人アナ 凱旋個展を初開催 現在はドイツを拠点に活動「伝えたいことを詰め込んだ」
東京・銀座のTOKYU PLAZA GINZAで凱旋個展を行う元TBSアナウンサーの伊東楓さん Photo By スポニチ
 元TBSアナウンサーで画家に転身した伊東楓さん(30)が15日、東京・銀座の「アートギャラリー東急プラザ銀座」で、16日から28日まで同所で開催される個展「人はいつまで夢を見ていられるのだろう」について取材に応じた。
 立大文学部卒業後、2016年にアナウンサーとしてTBSテレビに入社。「COUNT DOWN TV」や朝の情報番組、ラジオなどで幅広く活動していた。2021年2月にTBSを退社。現在は画家としてドイツ・ベルリンを拠点に活動している。

 ドイツのユニクロに飛び込みで原画を持ち込み、コラボレーションを実現させるなど、実力と情熱でタイアップを勝ち取り、実績を積んでいる。

 「ドイツに拠点を移してから日本がますます好きになった。私のような日本人が1人で異国の地・ドイツで悩んだりしながら画家として活動しているというのが日本の若い人たちにも伝わるといいなと思っています。世界中が混沌としている中で等身大の私のまま世の中に伝えたいことを今回の個展に詰め込みました」と語った。

 。TBS時代もバイタリティーと端正なルックスは評価が高かったが「ドイツでの活動を経てさまざまな苦難を乗り越えたことで強さが加わり、さらに美しさに磨きがかかった」と評判で「ビジュアルがいい方向に激変した」と話題になっていた。

 今回は初の凱旋個展。ドイツ移住後に国内外でコラボレーションした「ユニクロ」のほか、「UGG」やANA機内誌「翼の王国」12月号などの原画の一挙公開のほか、「人はいつまで夢を見ていられるのだろう」をテーマに迷いと未来への渇望を抱える飾り気のない今が描かれた新作34点を発表する。

 また、能登半島地震が起きた元日は、震度5強の揺れを観測した富山県高岡市の実家で過ごしており「過去一度も経験したことのない強い揺れに大きな恐怖を感じ、終わりのない余震に不安を抱きながら家族とともに一夜を過ごした」という。富山県内の酒蔵は商品の破損、壁面の倒壊、もろみタンクの漏れなど、甚大な被害を受けた。伊東さんは「中には復旧のメドがたたない厳しい現状に直面している酒蔵もあります」として、復興への思いを込めた絵を提供して復興支援ボトルにして販売し、収益を被災地や被災した酒蔵にあてたいという思いも話した。

 ◇伊東 楓(いとう・かえで)1993年(平5)10月18日生まれ、富山県高岡市出身の30歳。TBSアナ時代は番組内で披露する高い画力が話題となっていた。コロナ禍に見舞われた20年春からSNSに絵詩の21年2月の退社後は自身初の著書「唯一の月」(光文社)を出版。

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