「ヨーデル食べ放題」ヒットの桂雀三郎が2月にコンサート「歌手が本業で噺家が副業」!?

2024年01月15日 15:29

芸能

「ヨーデル食べ放題」ヒットの桂雀三郎が2月にコンサート「歌手が本業で噺家が副業」!?
「桂雀三郎 with まんぷくブラザーズ コンサート」の発表会見に臨んだ(左から)ミンチスキー東、リピート山中、桂雀三郎、桜花昇ぼる、ボルケーノ赤木 Photo By スポニチ
 落語家・桂雀三郎(74)は15日、大阪市内で「桂雀三郎 with まんぷくブラザーズ コンサート」(2月24日)の発表会見に登場。「歌手が本職で噺家が副業で」と笑わせた。
 96年、ヨーデルを主軸にして焼肉屋の食べ放題をテーマに歌い上げたコミックソング「ヨーデル食べ放題」をリリース。00年にラジオで取り上げられヒットし、売り上げ累計15万枚を記録した。同曲はJR大阪環状線・鶴橋駅の発車ソングとなり、替え歌がプロ野球・巨人の応援歌となったり。噺家歴50年超えのレジェンドが、桂米朝一門の“聖地”ともいえるサンケイホールブリーゼの舞台に、歌手としてスタートを切った4人組バンドのヴォーカルとして登壇する。「二刀流ですね」とドジャース・大谷翔平(29)をライバル視?してみせた。

 現在持ち歌はギター担当のリピート山中(63)が作詞作曲した約70曲。山中は「植木等さんのようないい声。声のインパクトは他の歌手とは違う。男性にしては高い声で裏声も出るのが魅力」と雀三郎の歌唱力を高く評価する。

 当初は落語会の後にオマケとして歌っていた程度だったが、その後は落語会の後のミニライブで3曲を披露したり、ディナーショーでも人気。巨人のファン感謝デーでは、東京ドームで「5万5千人の前で歌った」。実は歌手としての活動も28年目となる。山中は「ビートルズよりも活動歴は長いんです」と笑わせた。

 今回、雀三郎はゲストの元OSK日本歌劇団の男役トップスター・桜花昇ぼると「二人のやぐら」をデュエット。桜花が男役を務め、雀三郎が女装してペアを組む案も企画中。また、昨年5月に亡くなった上岡龍太郎さんが、雀三郎の師匠・桂枝雀さんの七回忌の時に作詞してくれた「花、酒、歌、あなたに今も」など20曲程度を披露する予定だ。

 「ウチでも落語の稽古はせんと、歌の練習をしてます」という雀三郎。「いつもと同じように楽しんでいただければ」と目を細めた。

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