「ヨーデル食べ放題」ヒットの桂雀三郎が2月にコンサート「歌手が本業で噺家が副業」!?
2024年01月15日 15:29
芸能
現在持ち歌はギター担当のリピート山中(63)が作詞作曲した約70曲。山中は「植木等さんのようないい声。声のインパクトは他の歌手とは違う。男性にしては高い声で裏声も出るのが魅力」と雀三郎の歌唱力を高く評価する。
当初は落語会の後にオマケとして歌っていた程度だったが、その後は落語会の後のミニライブで3曲を披露したり、ディナーショーでも人気。巨人のファン感謝デーでは、東京ドームで「5万5千人の前で歌った」。実は歌手としての活動も28年目となる。山中は「ビートルズよりも活動歴は長いんです」と笑わせた。
今回、雀三郎はゲストの元OSK日本歌劇団の男役トップスター・桜花昇ぼると「二人のやぐら」をデュエット。桜花が男役を務め、雀三郎が女装してペアを組む案も企画中。また、昨年5月に亡くなった上岡龍太郎さんが、雀三郎の師匠・桂枝雀さんの七回忌の時に作詞してくれた「花、酒、歌、あなたに今も」など20曲程度を披露する予定だ。
「ウチでも落語の稽古はせんと、歌の練習をしてます」という雀三郎。「いつもと同じように楽しんでいただければ」と目を細めた。