村上佳菜子 特捜部、安倍派幹部立件見送り検討に「法律を変えないと、この先何も変わらないのかなと」

2024年01月15日 12:43

芸能

村上佳菜子 特捜部、安倍派幹部立件見送り検討に「法律を変えないと、この先何も変わらないのかなと」
村上佳菜子 Photo By スポニチ
 プロフィギュアスケーターでタレントの村上佳菜子(29)が15日、フジテレビの情報番組「めざまし8(エイト)」(月~金曜前8・00)に出演。自民党安倍派(清和政策研究会)の政治資金パーティーを巡る事件で、東京地検特捜部が実力者「5人組」や事務総長経験者ら幹部議員の立件を見送る方向で検討していることに言及した。
 パーティー券の販売ノルマ超過分を議員側に還流させた際の支出を、派閥の政治資金収支報告書に記載しなかった政治資金規正法違反容疑について、客観的な証拠が乏しく、派閥の会計責任者との共謀を問うのは難しいとみているもよう。

 特捜部は規正法違反の罪で会計責任者を在宅起訴する方向で検討。高額の裏金を受領した大野泰正参院議員(岐阜選挙区)、谷川弥一衆院議員(長崎3区)についても、在宅起訴か略式起訴する方向で詰めの捜査を進めている。特捜部は26日予定の通常国会召集を見据え、前週の19日までに、刑事処分の判断をするとみられる。同様に高額を受領した衆院議員池田佳隆容疑者(57)=自民除名=は同法違反容疑で7日に逮捕されている。

 時効のかからない18年以降の事務総長は下村博文元文部科学相、松野博一前官房長官、西村康稔前経済産業相、高木毅前国対委員長が順に務めた。一部の事務総長経験者は特捜部の任意聴取に対し、還流については派閥会長の権限が強く、自身の関与の度合いが小さいとの趣旨の説明をしているという。安倍晋三元首相の前の会長は、21年まで務めた故細田博之前衆院議長だった。5人組のメンバーは西村氏、松野氏、高木氏、世耕弘成前参院幹事長、萩生田光一前政調会長。世耕氏と萩生田氏も聴取を受けている。

 MCの谷原章介が「これで国民が納得するかですよね?」と聞くと、村上は「個人とか会社だとこういうことがあると(追徴課税や重加算税などの)ペナルティーがあるじゃないですか。なんで政治家の方はないのかなって凄い感じるので、やっぱりこのタイミングで法律を変えないと、この先何も変わらないのかなと思う」と自身の考えを話した。

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