若狭勝弁護士 自民・政治刷新本部は「単なるパフォーマンス。国民向けの1つのアリバイづくりに感じる」
2024年01月15日 11:12
芸能
岸田首相は、刷新本部の人選について党執行部を中心に中堅、若手の意見も反映させるという観点から選んだとし「特定の派閥がどうこうというのではない」と説明。当該議員を交代させるかどうか問われ「党が一致結束して信頼回復のための議論を行うに当たって、特定の人間を排除するのは適切ではない」と述べた。
刷新本部は本部長を務める岸田首相を含め計38人で構成。このうち事件の渦中にある安倍派からは、岡田直樹前沖縄北方担当相や野上浩太郎参院国対委員長、藤原崇青年局長、高橋はるみ女性局長のほか、青年局長経験者の佐々木紀氏、女性局長経験者の高階恵美子、上野通子、太田房江、松川るい、吉川有美各氏の最多となる10人が起用されている。
若狭氏は、政治刷新本部について「これは単なるパフォーマンス。国民向けの1つのアリバイづくりに感じます。刷新本部って要するにごまかしやなんかをもうやめましょうということでつくられているわけですが、(刷新本部メンバーの安倍派の)10人中9人が裏金もらったりなんかしてごまかしがあったというわけですから、そういう人たちが中に入っていること自体をもってしても、もうこれは期待できない刷新本部だと思います」と自身の見解を述べた。