元裁判官・森島弁護士が解説 松本人志、当事者尋問で出廷か「本人の供述が一番の証拠。出廷しないと不利」

2024年02月17日 14:55

芸能

元裁判官・森島弁護士が解説 松本人志、当事者尋問で出廷か「本人の供述が一番の証拠。出廷しないと不利」
関西テレビ(大阪市北区) Photo By スポニチ
 元裁判官の森島正彦弁護士が17日、カンテレ「LIVEコネクト!」に出演。ダウンタウン・松本人志(60)が週刊文春を発行する文芸春秋社などを訴えた裁判について解説した。
 松本は昨年12月27日発売の同誌に報じられた性加害疑惑の記事内容が事実に反し名誉を傷つけられたとして、約5億5000万円の損害賠償と訂正記事の掲載を求め東京地裁に提訴。第1回口頭弁論が3月28日に開かれることが決まった。松本は裁判に注力するとして芸能活動を休止している。

 文春側は訴状が届いたことを認め「これまでの報道内容には十分に自信を持っている」とし、次号の同誌で主張を伝えるとした。

 森島氏は、裁判の行方について「松本さんが不利と思われる」という見立てを示した。「キーワードは真実相当性」とし、「裏付け取材をした上で真実に違いないと一般人でも思うだろう、との判断で報道したと認められれば、内容の一部が真実でなくとも違法にならない」とした。 

 3月28日は松本本人は出廷しないとみられ、本人出廷の可能性が高いのは証人および当事者尋問が行われる「第2回口頭弁論」だという。「本人の供述が一番の証拠。出廷しないとかなりの不利になる」と指摘。文春側は取材で証言した女性が出廷する可能性もあり、「女性が出廷しない場合は陳述書が提出されるだろう。その内容がどれだけ詳細で真に迫っているか」とポイントを解説した。

 松本側は女性の同意があったかを争点にするのでは、と指摘。ただ、密室での同意の有無を立証するのは困難との声も多い。森島氏は「結局、最終的には女性の供述と松本さんの供述の信用性判断になる」とし、「松本さんは報道(続報)によると多くの女性と飲み会をしており、記憶があいまいな可能性がある。対して女性の方は、松本さんという有名人に会う特別な経験で、詳細に覚えている可能性があり、より具体的な供述になりえる。そういう点でも松本さんの不利が予想される」と話した。

 これには東国原英夫氏が「どうでしょうね。有名人と会って舞い上がってる中で、そこまで女性の記憶が鮮明なのかな、とも思ったりもする」と別の見方を示した。

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