藤井王将「勉強不足を感じた」 後手菅井の第4局10手目△4二金に 高槻市で王将戦の振り返り大盤解説会

2024年02月17日 11:31

芸能

藤井王将「勉強不足を感じた」 後手菅井の第4局10手目△4二金に 高槻市で王将戦の振り返り大盤解説会
<第73期ALSOK杯王将戦 王将戦振り返り大盤解説会>大盤解説をする藤井王将(撮影・岸 良祐) Photo By スポニチ
 藤井聡太王将(21)=8冠=が3連覇した第73期ALSOK杯王将戦7番勝負(スポーツニッポン新聞社、毎日新聞社主催)の振り返り大盤解説会が17日、大阪府高槻市で行われ、藤井、第5局で立会人を務める予定だった浦野真彦八段(59)、師匠の杉本昌隆八段(55)、長谷川優貴女流二段(28)が出演した。藤井の開幕4連勝で幕を閉じた7番勝負は第5局があれば17日が1日目だった。
 解説会で取り上げたのが、決着局となった東京都立川市での第4局。先手藤井で、菅井が三間飛車を選択した後の10手目△4二金。交換し合った角を先に馬にして、藤井好調を思わせたが内心は違ったという。

 「予定のように思われるかも知れないが△4二金を研究段階で知らなくて。対局中、予定を外れてしまったと思った」と回想して会場の笑いを誘った。さらに対局後の研究で新たな事実も発覚した。「実は(自身の対局以外の)前例も数局あったみたいで。勉強不足を感じました」。昨秋、史上初の全8冠独占を果たした21歳が自虐ネタで300人のファンを沸かせた。

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