東出昌大「クマは数字取れると言われた」 テレビや週刊誌などのメディアに違和感「報道が過熱しすぎ」

2024年02月17日 20:08

芸能

東出昌大「クマは数字取れると言われた」 テレビや週刊誌などのメディアに違和感「報道が過熱しすぎ」
東出昌大 Photo By スポニチ
 俳優の東出昌大(36)が16日放送のABEMA「Abema Prime(アベプラ)」に出演。クマによる人的被害を報じるメディアについて「これは違うだろと思う事がたくさんある」と疑問の声を上げた。
 東出は20年に不倫が発覚し、女優の杏と離婚。現在は映画などに出演しながら、山奥で“猟師”として狩猟を行い、薪で煮炊きする生活を送っている。番組では23年度に過去最多の人的被害をもたらしたクマについて、環境省が捕獲を国が支援する「指定管理鳥獣」に4月にも追加する方針を表明したことを紹介した。

 すると「週刊誌の記者さんからクマ関係の事で一緒に記事をやりたいとか、テレビ局の人からも言われた事があるんです。どうしてですか?って聞くと、クマは数字が取れるからって言うんですよ。クマでスゴい被害にあったとか、クマが怖いっていうのを報道すると“バズる”と…」とコメント。

 こうしたメディアの報道には違和感を覚えているとし「僕は昨年の報道を見ていて、これは違うだろと思う事が多々ある」と言及。「例えばクマが冬眠しなくなったっていう話から、穴持たずのクマは狂暴で、なぜなら肉食化が進んでいると。それで罠にかかったシカを持って行ったんだって。さもクマが狂暴化しているような報道なんだけど、ちょっと待てと。その罠猟師は前日の夜に見て、翌朝取られていたのか?あるいはシカがかかった状態を4~5日放置して死んでしまって、その死臭につられてクマが持っていったのかで全然意味合いが違ってくる」と“大事な部分”に触れていないことが多いと指摘。

 いい数字が欲しいからこそ「凄惨な事件だけがいっぱいこすられてしまう。僕としてはクマに関する報道が過熱しすぎだなと思います」と持論を展開した。

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