谷原章介 宝塚音楽学校が合格発表、劇団員の急死問題を踏まえ「夢を与えられるように改革をしてほしい」
2024年03月28日 10:25
芸能
歌劇団では、劇団員の女性(25)が昨年9月に急死した。この問題で、女性の上級生の劇団員や親会社阪急阪神ホールディングスの角和夫会長らが近く遺族に対し謝罪する方針を固めたことが判明。ハラスメントの事実認定で主張が異なっていたが、阪急側が譲歩した形で、今後、合意文書の締結に向けて詰めの協議に入るとみられる。
谷原は、この問題を踏まえ、「夢を持って入ってくる新入生の皆さん、そして本当に宝塚を愛している今、在団している皆さんのためにも、きちんと応えてですね、ファンの方たちにも夢を与えられるように劇団を改革をしてほしいね」とコメントした。
劇団員の女性の急死問題では、歌劇団が昨年11月に弁護士による調査報告書を公表し、ハラスメントは確認できなかったとしたため遺族が反発。歌劇団は12月に公式サイトから報告書を削除し、今年1月にはハラスメントがあったこと自体は認めたが、遺族側が公表した15項目のハラスメントのうちどの部分を認めるかについては見解を明らかにしていなかった。
遺族側は2月末の記者会見で、15項目のうち約半数は阪急側が否定していると主張。双方の認識に食い違いがあり、遺族側代理人の川人博弁護士は阪急側が「上級生の言い分をそのまま受け入れて守ろうとしている」と抗議していた。