山里亮太 超大物お笑い芸人と即興漫才「すげえな、バケモンだな」大興奮「むちゃくちゃにすんのよ」
2024年03月28日 19:10
芸能
古舘、水田、あのと漫才を終えた山里は最後のゲストも事前に知らされていなかったとし、舞台上に「キーワードがパッと出たら、すぐ飛び込んで来た言葉があったのよ。“きょうはメガネは大丈夫なのか”って。“えっ”て。その上に“漫才師”って」とのヒントが。
「漫才師で俺がメガネを心配しないといけないって、あの人しかいない」とすぐに思い当たり、「シンプルに出た。“ウソだろ”って」「“あの人なの、あの人が来るの”って。パニック」に陥ったとした。
そうしてセンターマイクの前へと連れて行かれると、自身は「もちろんまだね、袋かぶってるから何も見えない状態」も観客にはゲストの正体が明かされ「その時の地鳴りのようなドワーッと拍手」との状態だった。
そうして袋を外すと、「すぐよ、俺の命であるメガネはぶん投げられ」と苦笑したものの、「いやあそっからさあ、まず太田さんが引き受けてくれたことがめちゃくちゃうれしい」とうっとりと話した。
「まずさ、センターマイク越しに見る太田さんなんてさ、待ってくれよ、俺何度も言ってるけど、最初素人の時に爆笑問題の『日本原論』って本があって、それ写したりして漫才勉強したんだよ。そのかけらもない漫才やってたけど俺。DVDも全部買ってるし。その人が目の前にいてむちゃくちゃにすんのよ」と興奮気味に話した。
「でもちゃんとむちゃくちゃだし。でもそんなむちゃくちゃな人がさ、爆笑問題さんでもやらないようなスタイルで、漫才コント入りを流してくれるんだよ。漫才コントするんだけど、それが僕ら南海キャンディーズのあるネタをモチーフにして、漫才コント入りして」と明かすと、「でもそれは南海キャンディーズをやるんじゃなくて、そこに爆笑問題・太田節を散りばめた漫才よ」と振り返った。
「俺からすれば、元ネタを、はるか上を超えていくんじゃないよと思いながら、むちゃくちゃ面白い」と山里。「この人どこまでが用意したものなのか、今この空気で作ったものなのか、境界線分かんないけど、とにかく出る言葉やる行動が面白いことしかしないのよ」とも語り、「すげえな、バケモンだな。これが漫才のバケモン、爆笑問題なんだって。うれしくて」と感激したと話した。
「で30分かな、太田さんと、ずっと漫才やって」。最後は山里が「オチたと思ったら“もういいよ”なり“もう”なりを言って終わらせる」予定だったが、「何回言っても終わらないの。ボケがあふれ出てくるから。“もう終わりだよ、帰ってくれよ”って言ってもずっと終わんない。終わんないからボケがまだ出てくるのかなと思ったら出て来ない時があって。“なんで残ったんだよ”って」と苦笑した。
それでも「それが幸せでさあ。漫才やってる途中から、そんな言葉使っちゃいけないって言葉も使っていい感じで。で、終わるわけさ。去り際もめちゃくちゃして。で終わって」と語ると、「凄かったのよ。なんだこりゃって」「とんでもねえなって」としみじみと話した。