被害女性の情報提供 松本人志側の求めに文春側の意図は?弁護士が見解「けん制の内容になっている」

2024年03月28日 18:30

芸能

被害女性の情報提供 松本人志側の求めに文春側の意図は?弁護士が見解「けん制の内容になっている」
東京・赤坂のTBS社屋 Photo By スポニチ
 レイ法律事務所の河西邦剛弁護士が28日、TBS系「Nスタ」(月~金曜後3・49)に生出演し、「ダウンタウン」松本人志(60)が、女性への性加害疑惑を報じた「週刊文春」発行元・文芸春秋と週刊文春編集長を訴えた裁判の第1回口頭弁論で、松本側と文春側とのあるやりとりについて自身の見解を示した。
 松本側からは、記事で松本からの性被害を訴えているA子さん、B子さんについて特定する個人情報の提供を文春側に求めた。特定できないと認否のしようがないと説明しているが、文春側は現時点での回答を控えた。

 河西氏によると、こうした申し出は「一般的にはあり得ることです」という。「今回の文春記事のうち、どこが正しくて、どこが間違っているか、争点を明確化していく必要がある」とし、「松本さんとしては、A子さん、B子さんが誰なのか開示を受け、出会ったことがあるのかないのか?性的関係があるのかないのか?性的関係はあるけど、加害は加えてないとか、どこを否定するのか。ここを確認するために、A子さん、B子さんの特定を求めたということ」と解説した。

 文春側の出方について、河西氏は「ちょっと意地悪みたいなことをした」と、自身の見立てを口に。「松本さんの方も(文春の)第2弾報道とも絡んでいて。何でA子さん、B子さんを松本さんが特定できないの?という時、継続的に複数回、あの時期にパーティーを開いていて、性的関係を持ってたから分からないんじゃないの?ということを示唆している。そういったけん制の内容になっている」と指摘した。

 ホラン千秋からは「仮に被害を受けていたとしたら、個人が特定されるような情報が相手に行くのも怖いと思う女性もいるものなんでしょうか?」と質問が飛んだ。

 河西氏は「当然です」と返答。「それはあり得るので、開示のところで第三者には当然、名前や住所というのは秘匿されます」と、個人情報の運用について解説した。

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