堤真一 「容疑者Xの献身」での意外な役作り秘話「知り合いの人が“あっ”って。年取った感というか」
2024年03月28日 14:31
芸能
堤は「苦労っていうより、同じ役をやるわけじゃないから、毎回違うから簡単っていうことはない。何だこれ?って思いながら心理を探っていくのもそうだし、毎回、台本を開けるのがめっちゃ勇気いる」と告白。「最初はストーリー全体を読んで面白いなって思って、さあ、自分は、何でこういうふうになっていたんだろうっていう裏設定とかもいろいろと考えないといけないから。それが今も2冊、3冊ぐらいちゃんと読んでないんですよ」とまだ開いていない台本が数冊あることも明かした。
役作りは基本的に「頭の中だけ」だといい、「友だちが誰々みたいとか、知り合いでこんなことあったなとか、そういうふうにはあまり見ないですね」とした。
ガリレオシリーズ大ヒット映画「容疑者Xの献身」では、高校の数学教師の石神を演じた堤。この作品に話が及ぶと、「あれは見た目でも湯川教授(福山雅治)との差をつけるために、髪の毛をすくためのハサミあるじゃないですか。あれを助監督で試して、本当にもうじき危ないっていう雰囲気になるんで、それをやったりはしました」と秘話を語った。「それでジムに行って、サウナとか入るのが…。知り合いの人が“あ…”って」と私生活でも心配されるほどだったと笑わせつつ、「肉体改造とかはするタイプではないけど、それはちょっと見た目で差があった方がいいかなと思って。年取った感というか」と振り返った。