「グランメゾン東京」パリを舞台に映画化 5年ぶり集結 キムタク「再会うれしかった」

2024年06月07日 05:00

芸能

「グランメゾン東京」パリを舞台に映画化 5年ぶり集結 キムタク「再会うれしかった」
映画「グランメゾン・パリ」で主演する木村拓哉と共演の鈴木京香 Photo By 提供写真
 俳優の木村拓哉(51)主演のTBSドラマ「グランメゾン東京」が今年冬、映画化される。タイトルは「グランメゾン・パリ」(監督塚原あゆ子)。5年ぶりに集結したキャストがパリを舞台に躍動する。
 2019年10~12月に日曜劇場の枠で放送。どん底まで転落したフランス料理のシェフがミシュラン三つ星を目指して奮闘する姿を描き、最終回の平均世帯視聴率は16.4%を記録した(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。

 続編を望む声が多く上がっていたが、放送後に新型コロナウイルスの感染が拡大。本来はもう少し早い再集結を予定していたが、今年1月にようやくプロジェクトの始動を発表。3月に発表された今冬放送のスペシャルドラマに続き、今回映画化が実現した。女優の鈴木京香(56)やKis―My―Ft2の玉森裕太(34)らおなじみのメンバーも出演。木村は「全員が凄く気持ちのこもっている現場だったので、この役として皆さんと再会できてうれしかった」と話した。

 映画の前日譚(たん)となるスペシャルドラマの放送後に公開。今作ではフランス料理の本場・パリを舞台に、主人公がアジア人初の三つ星獲得を目指す。

 今年の1~3月中旬に撮影は行われた。連ドラの冒頭はパリで撮影したが、今回は3月に大規模なロケを実施。セーヌ川沿いやエッフェル塔といった風景も作中に登場する。さらに木村ら主要キャストは日本語と変わらぬ量のフランス語の芝居にも挑戦した。

 料理監修を手がけるのは20年に実際にアジア人初のフランスの三つ星を獲得した「Restaurant KEI」の小林圭シェフ。木村は小林シェフに敬意を込め、自身も金髪にする役作りを行った。「実際にお料理を召し上がっていただくことは難しいですが、本当に匂いまでお届けしたいくらいのおいしいお料理がいっぱい出てきます。皆さんに劇場でぜひ召し上がっていただきたいです」と呼び掛けている。 (糸賀 日向子)

 ≪主演ドラマ→映画化は「HERO」以来9年ぶり≫木村の主演ドラマが映画化されるのはフジテレビ「HERO」に続き、9年ぶり2作目となる。HEROは2001年1~3月に第1シーズンが放送された、検察庁の城西支部を舞台に型破りな検事の活躍を描く大人気シリーズ。07年と15年に映画化。07年の映画第1弾は興行収入81億5000万円、15年の第2弾は46億7000万円を記録し、いずれも大ヒットとなった。

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