稲川淳二 報酬に見合わない命懸けの仕事「怖いじゃない?210メーターですから」

2024年06月07日 17:43

芸能

稲川淳二 報酬に見合わない命懸けの仕事「怖いじゃない?210メーターですから」
稲川淳二 Photo By スポニチ
 タレントで怪談家の稲川淳二(76)が7日、TOKYO MX「5時に夢中!」(月~金曜後5・00)にゲスト出演し、報酬に見合わない仕事のエピソードを語った。
 防災の日に都内の百貨店から中継で出演した稲川は、建物の手すりの外を端から端まで命綱なしで移動させられた恐怖の思い出を話した。

 MCのフリーアナウンサー垣花正が「稲川さんって昔、体を張る系の仕事いっぱいやってましたよね」と振り返ると、稲川も「やるつもりはなかったけど、なっちゃった」と告白した。

 さらに、びっくり人間を紹介する番組でも、高所で怖い経験をしたという。ビルの高層階までゴンドラで上り、下にいる男性にブドウを投げ、口でキャッチさせるという企画。「稲川さん、あなたのコーナーだから行ってくれ」と、稲川が上層まで上るよう指示されたという。

 ビルは屋上が真ん中が三角形の吹き抜けになっている構造。稲川は最上階まで上ったはいいが、スタッフから雑すぎる指示をされたという。「一番てっぺんまで行ったら、“稲川さん、勝手に降りてくれ”って言うわけですよ。ところが、あの三角ビルって屋上がないんですよ」。最上階まで行って屋上から降りることができず、稲川は結局、自力で下へ降りることになった。

 稲川の説明によると、60センチほど先にパイプが2本あり、そこをつかんで命懸けの移動をしたという。「怖いじゃない?210メーターですから、何もないし。みんな、あっち(下の男性)ばっかり夢中になって、私に気づいてないんですよ。私が移ったの、向こうまで。怖かったなあ~」と振り返った。

 垣花から「失敗したら死んでますよね?」と確認されると、稲川は「死んでますよ」と断言。報酬を聞かれると、「出演料だけなんですよ」とボヤいた。報酬に見合わなさすぎる仕事の経験に、垣花は「昔のテレビは雑ですね…」とつぶやいていた。

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