愛工大名電が3連覇!中京大中京との熱戦制し15度目の甲子園 倉野監督「歴史を刻む意義あるもの」

2023年07月29日 16:39

野球

愛工大名電が3連覇!中京大中京との熱戦制し15度目の甲子園 倉野監督「歴史を刻む意義あるもの」
<愛知大会決勝 中京大中京・愛工大名電>中京大中京を破り愛知大会優勝を決め、喜ぶ愛工大名電ナイン(撮影・椎名 航) Photo By スポニチ
 【第105回全国高校野球選手権愛知大会決勝   愛工大名電4-3中京大中京 ( 2023年7月29日    岡崎レッドダイヤモンドスタジアム )】 全国最多173チームが出場した愛知大会は愛工大名電が中京大中京に逆転勝利。05年以来2度目の3連覇を果たし、3年連続15度目の甲子園出場を決めた。
 愛工大名電は初回、相手3番に2ランを浴び先制を許したが、3回に1番・河田凌太郎の中犠飛で反撃すると、4回にはエース・笹尾日々喜が2死満塁から左前へ2点打を放ち、逆転。5回には4番・寺田純平にも適時打が飛び出し、リードを広げた。

 笹尾は4-2の8回にソロ本塁打を浴び1点差に迫られると、なおも2死三塁のピンチを招いたが、相手6番を見逃し三振に仕留め、渾身のガッツポーズ。小刻みな継投の中京大中京に対し、1人で最後までマウンドを守り抜き甲子園切符をつかんだ。

 試合後、倉野光生監督は「3連覇を愛工大名電が成し遂げました!」と声を張り上げ「この3連覇は歴史を刻む大変意義のあるもの」と余韻に浸った。

 終盤、中京大中京打線に粘られながらも1点差で逃げ切り「大きな壁を乗り越えなければ達成はできない。一番苦しい壁だ。覚悟して登れ。一歩一歩登れと。選手たちはその言葉を信じ皆を思って存分に力を発揮してくれた。本当によく成長してくれた」と激闘を戦い抜いた選手をねぎらった。

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