川之江 21年ぶり甲子園 マメなんの!山内太暉、161球熱投で延長サヨナラ呼び込んだ

2023年07月29日 04:30

野球

川之江 21年ぶり甲子園 マメなんの!山内太暉、161球熱投で延長サヨナラ呼び込んだ
<川之江・今治西>甲子園出場を決めて喜ぶ川之江の選手たち(毎日新聞社提供) Photo By 提供写真
 【第105回全国高校野球選手権愛媛大会決勝   川之江5―4今治西 ( 2023年7月28日    松山中央公園 )】 左腕、山内太暉(たいき=3年)が川之江を21年ぶり6度目の優勝へ導いた。延長タイブレークの10回に160球目で左手中指のマメが破れて応急処置。マウンドに戻った161球目で二ゴロに打ち取り、2死満塁を抑えた。直後の1死満塁から奥村大翔(3年)が「みんながつないでくれた」と右翼線へサヨナラ打。熱投が報われた。2日前の準決勝は左足に打球を当てて147球を完投。影響を感じさせず8回まで毎回11三振を奪い、9回に味方失策で同点を許しても屈しない。9回の攻撃で本塁憤死の激走があった後も投げ抜いた。菅哲也監督は「苦しい展開を粘り強く戦いきった」と選手をねぎらった。

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