プロ注目の花咲徳栄・小野Jr. 聖地に一歩届かず終戦…夢の続きはプロで

2023年07月29日 05:00

野球

プロ注目の花咲徳栄・小野Jr. 聖地に一歩届かず終戦…夢の続きはプロで
<浦和学院・花咲徳栄>涙ながらに準優勝メダルを授与される花咲徳栄・小野(右から2人目)=撮影・村上 大輔 Photo By スポニチ
 【第105回全国高校野球選手権埼玉大会決勝   花咲徳栄2―7浦和学院 ( 2023年7月28日    大宮公園 )】 最後の打者が中飛に倒れるとネクストバッターズサークルで膝から崩れ落ちた。花咲徳栄のプロ注目の小野勝利(3年)は「4番・三塁」で出場も4打数無安打。聖地に一歩届かず「まだ終わりたくなくて…。申し訳ない気持ちでいっぱい」と涙が止まらなかった。
 横浜(神奈川)から昨年6月に転入し、1年ぶりの出場となった公式戦が最後の夏だった小野。「チームを勝たせたい」と意気込み、4番でチームを決勝まで導いたが大一番では力みから思うような打撃ができなかった。

 自身を受け入れてくれた仲間には「最高の仲間に恵まれてありがたい」と感謝。巨人などでプレーした父・剛さん(45)の背中を追って成長した男の夢はもちろんプロ。「プロ志望届は出すつもりです」と力強く語った。

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