履正社 手負いの“4番”坂根が復活代打弾「仲間を信じる」ノーシードから決勝へ

2023年07月29日 14:07

野球

履正社 手負いの“4番”坂根が復活代打弾「仲間を信じる」ノーシードから決勝へ
<履正社・関大北陽>7回無死、代打本塁打を放つ履正社・坂根(撮影・亀井 直樹) Photo By スポニチ
 【第105回全国高校野球選手権大阪大会 準決勝   履正社8―4関大北陽 ( 2023年7月29日    シティ信金スタ )】 ノーシードの履正社が関大北陽を8―4で下し、2年連続の決勝に進出した。
 先発したエース左腕・増田壮(3年)が7安打を許すも、8奪三振、4失点(自責2)で完投勝利。打線は計10安打8打点と機能し、投打がかみ合った。

 打線は、坂根葉矢斗(3年)が貴重な一発を放った。7―4の7回先頭で代打として出場し、左翼席に高校通算29本塁打目となるソロを放り込んだ。

 「初戦でケガをして、なかなか試合に出られず、結果も出なくて悩んでいたけど、できるだけの準備をして打席に入りました。角度よく上がったので入ったかなと思いました」

 右の長距離砲として新チームから「4番・捕手」を担ってきた。しかし、今夏初戦で相手のファウルが右手小指に直撃して負傷。その後は、代打での出場が続いていた。

 「自分のことだけ考えたら出たいけど、3年間一緒にやってきた仲間を信じて応援しようと思っている」と献身的な姿勢で、決勝進出に貢献した。

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