巨人・原監督 3試合連続2桁安打の3連勝にご機嫌 打線復活は「デーブの指導のたまもの」

2023年07月29日 17:42

野球

巨人・原監督 3試合連続2桁安打の3連勝にご機嫌 打線復活は「デーブの指導のたまもの」
<巨・中>中日に勝利し山崎伊と談笑する原監督 (撮影・白鳥 佳樹) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   巨人6―3中日 ( 2023年7月29日    東京D )】 巨人は最下位・中日の反撃をかわして3連勝。7月13日以来16日ぶりの貯金1とした。
 相手先発右腕・高橋宏から初回に2点、2回に2点、5回に1点と着実に加点してKO。3試合連続の2桁安打で相手を圧倒した。

 投げては先発右腕・山崎伊が7回途中6安打3失点で自己最多を更新する8勝(2敗)。7月は無傷の4連勝となっている。

 試合後、原辰徳監督(65)との主なやりとりは以下の通り。

 ――いい流れで3連勝。

 「そうですね。先取点も、追加点もですね。追い上げられはしましたけども、最後のチョーさん(長野)の1点も大きいですしね。よく今日はしっかり守ったと思いますね」

 ――山崎伊も4連勝で8勝目。

 「そうですね。バッターを見て投げられるようになってきたと思いますし。まぁ、あまり小細工に走らずに力投できる、汗を流せるというね。そういう部分からいくと、成長した投手だと思いますね」

 ――帰ってきた選手含め打線が形になってきた。

 「昨日、今日とね。打線という形で、相手チームに戦いを挑んでいるという感じがしますね」

 ――吉川は守備でも好守を連発。

 「いやいやもう攻守にわたってね。守備は彼のなかであまり浮き沈みがない。今年は非常に安定していますね。ファインプレーというものも出ていますし。吉川、そして門脇。このへんの内野の守備というものは非常にいいものが出てるし。(坂本)勇人もそれに負けじと、やってくれているというのは大きいですね」

 ――これから連戦が続く。明日に向けて。

 「連戦とは言ってもね、6連戦ですから。それほどの、当たり前のことでね。明日もしっかり戦っていきたいと思います」

 ――1番、2番がいい流れを作った。

 「まさにそうですね」

 ――吉川の打率が上がってきた。

 「ねぇ、チーム打率を超えたね(笑い)。やっぱりチーム打率よりレギュラーが低いというのはね。チーム打率を超えたと思うね」

 ――3ボールからタイムリー。

 「ですね。サインを見逃したわけじゃないよ(笑い)」

 ――打撃の変化を感じるか。

 「本人に聞いてみて下さい」

 ――チーム全体として3ボールからやファーストストライクから打ちにいっている。

 「デーブ(大久保打撃チーフコーチ)の指導のたまものでしょう」

 ――山崎伊はできれば7回を投げ抜いて欲しかった。

 「そうですね。あそこは何とか。まぁ、しかし、今村がね、抑えてくれましたけど、あそこを何とかというところはありましたね」

 ――梶谷の走塁。

 「いやいやいやいや、あれは大きいと思いますね。あれは大きいですね。1アウト二塁、三塁というシチュエーションにしてくれたわけですからね」

 ――二遊間の守備が良かった。

 「でも、門脇、吉川の二遊間も良かったよ。負けてないね」

 ――守備は引き締まっている。

 「川相コーチの指導のたまものじゃないでしょうか。しつこいほどやるからね」

 ――今年はディフェンスを強化していくところでは順調に来ている。

 「そう、あとは秋広ぐらいかな。秋広の守備はもうちょっとピリッとね。何というか、土用の丑の日だからさ。山椒がピリッと効いたような守備力になってほしいね」

 ――昨日も、今日もですよね。

 「そういうところがあるね。ちょっと、何というかな。甘いデミグラスソースみたいなね」

 ――周りがいいからこそ目立つ。

 「でも彼は、いつも言うけど、彼はスタートしたばかりですからね。まだまだ伸びる要素はうんとあるわけだから。それはもうどん欲にね。守備であろうが、走塁であろうが、バッティングであろうが、バントであろうが。そこは1日1日をね、やっぱり糧としてやってもらいたいですよね。我々も甘やかした目で見てしまうとね。何割だとか、どれだけこうしているとか、何番を打っているとか。そういうものは抜きにね。しっかりと、育てていきたいなと思っていますね。あえて厳しく言ったけどね」

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