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三菱重工West 元阪神・北條の決勝打でNTT西日本を撃破!第3代表決定戦進出

2024年06月03日 13:53

野球

三菱重工West 元阪神・北條の決勝打でNTT西日本を撃破!第3代表決定戦進出
3回無死三塁、決勝左前適時打を放った三菱重工West・北條 Photo By スポニチ
 【都市対抗野球近畿2次予選第3代表決定トーナメント2回戦   三菱重工West4―1NTT西日本 ( 2024年6月3日    大阪シティ信用金庫スタジアム )】 三菱重工WestがNTT西日本を下し、4年連続40度目の本大会出場に王手をかけた。
 値千金の決勝打を放ったのは、今年から新加入した元猛虎戦士だった。1―1の同点で迎えた3回無死三塁。「3番・二塁」でスタメン出場した元阪神・北條史也が役割を果たした。カウント2ボールからの3球目を左前へはじき返し、三塁走者を本塁へと迎え入れた。会心の当たりではなかったが、気持ちを前面に出した一打で決勝点を叩き出した。

 「何か事を起こせば点が入る確率が高い状況だったので、内野フライと三振だけは(禁物)と思いながら、楽な気持ちで立っていました。点が入ってまあ良かったです」

 2023年まで11年間在籍した阪神では、通算455試合、打率・255、18本塁打、113打点をマーク。特に金本知憲監督就任1年目の16年には122試合出場、打率・273、5本塁打、33打点の成績を残して遊撃のレギュラーをつかみかけたが、たび重なる故障に泣いた。23年限りで戦力外となり、今年から三菱重工Westへ加入。1年目から主軸として、存在感を示す。この日は守備で2失策も、「(今は)僕が打てなくてもチームが勝てばいい。エラー2つやってしまいましたけど、勝ったので感謝しています」と苦笑いした。

 投げては先発・藤居海斗が4回1失点と粘投。5回以降は川上雄也、中沢嶺とつないで試合をつくった。7回からは今秋ドラフト候補にも挙がる鷲尾昂哉を投入。右腕が3回無失点で締め、勝ちきった。

 昨年まで9年連続34度の本大会出場を誇るNTT西日本との強豪対決を制し、第3代表決定戦に駒を進めた。次戦へ向け「受け身にならないことが大事。先制にこだわってやっていきたい」と津野祐貴監督。北條も「次の第3代表で、しっかり勝って決めたい」と言葉に力をこめた。

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