阪神 109代4番・近本マルチ安打 好相性のメルセデス撃ち「反応はできていました」

2024年06月03日 05:15

野球

阪神 109代4番・近本マルチ安打 好相性のメルセデス撃ち「反応はできていました」
<ロ・神>初回、近本は二塁打を放つ(撮影・須田 麻祐子) Photo By スポニチ
 【交流戦   阪神1-0ロッテ ( 2024年6月2日    ZOZOマリン )】 2試合連続で4番に座った近本は、“お得意様”相手にマルチ安打をマークして存在感を示した。
 「メルセデスは対戦があったので“真っスラ”とスライダー(への対応)で。インコースも結構投げてきましたけど、反応はできていました」

 22年まで巨人に在籍していた先発メルセデスを35打数15安打の打率・429と打ち込んでおり、ロッテのユニホームをまとっても好相性は変わらなかった。初回の第1打席で左中間への二塁打を放つと、4回も先頭打者で右前打。いずれも得点には結びつかなかったが、同じく2安打の森下と2人でチームの全安打を記録し、低調な打線を懸命に引っ張った。

 「自分のやりたいことができたので良かった。目付けとか、タイミングをしっかり合わせられたのは良かったかなと」

 球団の第109代4番に指名された前日から浮足立つことはなく「4番はもう4番で楽しんでいますし、今しか経験できないので楽しんで頑張っています」と本音も吐露。スタイルもスイングも変えず、勝利に貢献していく。(遠藤 礼)

おすすめテーマ

2024年06月03日のニュース

特集

野球のランキング

【楽天】オススメアイテム