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ヤンキース・ソト 1試合2発でゲーリッグ・デーに劇勝 25歳で通算20度目複数本塁打は史上3位タイ

2024年06月03日 10:20

野球

ヤンキース・ソト 1試合2発でゲーリッグ・デーに劇勝 25歳で通算20度目複数本塁打は史上3位タイ
9回に逆転2ランを放ち、ルー・ゲーリッグ・デーで4番のワッペンが縫い付けられた胸を叩くヤンキース・ソト(AP) Photo By AP
 【インターリーグ   ヤンキース7―5ジャイアンツ ( 2024年6月2日    サンフランシスコ )】 ヤンキースのフアン・ソト外野手(25)が2日(日本時間3日)、敵地でのジャイアンツ戦で9回の決勝17号2ランを含む1試合2本塁打を放つ活躍を見せて7―5の逆転勝利に貢献。チームはジャイアンツ3連戦をスイープし、連勝を5に伸ばした。
 2日は1920~30年代にヤンキースで活躍した伝説の左打者ルー・ゲーリッグの命日。筋萎縮性側索硬化症(ALS、通称ルー・ゲーリッグ病)で37歳で死去した同選手の功績を称え「ルー・ゲーリッグ・デー」が開催され、全チームの監督、選手らが同氏の背番号4をが入ったワッペンなどを着用した。

 初回にソトが16号ソロを放って先制。しかし、チームはその後勝ち越しを許して3―5で9回を迎えた。ジャイアンツは守護神ドバルを投入したが、ボルピの適時三塁打で1点差に詰め寄ると、ソトが決勝の17号2ランを放って会心の勝利を収めた。2回無失点と好救援を見せた元日本ハムのトンキンが今季2勝目(3敗)を挙げた。

 2022年に自身もALSであることを公表した、大リーグ公式サイトのサラ・ラングス記者によると、ソトが1試合複数本塁打を放つのは通算20度目。26歳になる前に通算20度目に達したのは、一本足打法で知られる通算511本塁打の大砲、メル・オット(ジャイアンツ)の24度、殿堂入りしたエディ・マシューズ(ブレーブス)の21度に次ぐ3位タイ。1936年に打点王を獲得したハル・トロスキー(インディアンス=現ガーディアンズ)と並ぶ記録となった。

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