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カブス・鈴木誠也が名誉挽回の初満塁弾、適時失策直後の一発も「帳消しとは思っていない」

2024年06月03日 01:30

野球

カブス・鈴木誠也が名誉挽回の初満塁弾、適時失策直後の一発も「帳消しとは思っていない」
<カブス・レッズ>2回、満塁本塁打を放ち迎えられる・カブス・鈴木(右から2人目)=AP Photo By AP
 【ナ・リーグ   カブス7ー5レッズ ( 2024年6月1日    シカゴ )】 名誉挽回の同点満塁弾も、渋い顔だった。0―4の2回2死満塁、カブス・鈴木が左翼へ今季6号。メジャー3年目で初のグランドスラムも「帳消しとは思っていない。(先発の)スティールに申し訳ないという気持ちが強い」とわびた。
 直前の2回の右翼守備。2死満塁で飛球をグラブに当てながら落球し、走者一掃のタイムリーエラーとなった。雨で試合開始が3時間以上遅れ、霧雨が降り続いていたが「そんなのは言い訳にならない」。

 初回に左中間三塁打し、9戦連続安打となる2安打4打点も「とにかくチームが勝てるように、なんとかという思いでやっていただけ」と話した。

 連敗を3で止め、勝率5割復帰にあと1勝。「厳しい戦いが続くと思うが、みんなと勝ち取っていきたい」と気持ちを引き締めた。

 ≪日本選手23本目≫鈴木がメジャー3年目で初めての満塁本塁打。日本選手の満塁本塁打は、当時エンゼルスの大谷(ドジャース)が23年8月18日のレイズ戦で放って以来で、通算10人目、23本目となった。最多は松井秀喜の6本。以下、イチローが4本、2本が新庄剛志、城島健司、井口資仁に加えて現役の大谷、レッドソックス・吉田の5人。鈴木の他、福留孝介と青木宣親(現ヤクルト)がそれぞれ1本打っている。

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