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大阪ガスがニチダイにリベンジ “負けたら終戦”崖っぷちから3連勝

2024年06月03日 17:29

野球

大阪ガスがニチダイにリベンジ “負けたら終戦”崖っぷちから3連勝
7回途中4失点と粘りの投球を展開した大阪ガス先発・本間 Photo By スポニチ
 【都市対抗野球近畿2次予選第4代表決定トーナメント4回戦   大阪ガス13―5ニチダイ ( 2024年6月3日    大阪シティ信用金庫スタジアム )】 大阪ガスが、負けたら終戦の崖っぷちから3連勝を飾り、2年ぶり29度目の本大会出場へ望みをつないだ。
 雪辱を果たした。第1代表決定トーナメント初戦で対戦し、延長10回タイブレークの末に5―7で敗れたニチダイとの再戦。初回に先発・本間悠貴がいきなり2点を失って劣勢に立たされたが、打線が地力を発揮した。

 まずは2点を追う2回1死二塁で8番・高波寛生が右前適時打を放ち、反撃のノロシを上げた。1点を追う3回1死三塁では6番・山川晃汰の中前適時打で同点に追いついた。そして2―2で迎えた6回には計5安打に相手ミスも絡んで、一挙5得点。試合の主導権を握ると、7回にも1点を追加し、8回には再び5得点のビッグイニングをつくって突き放した。終わってみれば、18安打13得点の圧勝劇だった。

 昨年の日本選手権覇者が、崖っぷちからはい上がってきた。今予選は初戦でニチダイに敗れ、第4代表決定トーナメントへ回った。負けたら終戦の試合を三たび勝ち上がり、5回戦へ駒を進めた。この日の勝利により、仮に日本新薬との次戦に敗れても、第5代表決定トーナメントへ回る権利をえた。

 峯岡格監督は「点数は入りましたが、今までと変わらず、一人一人が役割をまっとうしてくれたことに尽きます。都市対抗予選というのは相手がどこでも関係ないと思っています。(初戦で敗れたニチダイ相手でも)そこまで意識なく、ここで負けたら終わりという試合で対戦する相手として臨みました」と振り返った上で、「あとはもう、やるしかないので」と言葉に力をこめた。本大会切符まであと2勝だ。

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