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大谷翔平 ファウル2度当たった球審への気づかいに「心温まる」と話題 実況「彼の心はいつも人のために」

2024年06月03日 09:11

野球

大谷翔平 ファウル2度当たった球審への気づかいに「心温まる」と話題 実況「彼の心はいつも人のために」
自身が打ったファウルが当たったトムリンソン球審(右)を気づかうドジャース・大谷(AP) Photo By AP
 【ナ・リーグ   ドジャース4―0ロッキーズ ( 2024年6月2日    ロサンゼルス )】 ドジャースの大谷翔平投手(29)が2日(日本時間3日)、本拠でのロッキーズ戦に「2番・DH」で先発出場。この日は真美子夫人も観戦に訪れる中、第1打席は遊飛、第2、3打席は連続三振と凡退。第4打席は今季2度目の打撃妨害で、第5打席は移籍後初の申告敬遠で歩かされた。チームは4―0で勝利し2連勝を飾った。
 話題となったのは3―0で迎えた4回1死一塁での第3打席だった。カウント0―2からの3球目のファウルがトムリンソン球審の右手に当たると、右手を差し出して謝罪の意を伝えた。その後7球目のファウルもトムリンソン球審の脚部に当たると、今度は球審の胸に手を当てて謝罪。トムリンソン球審も大谷の腰に手を当てて2人が笑顔でほほ笑み合った。

 この場面に現地実況も「謙虚で、彼の心はいつも他の人のために動いている」と大谷の行動を評価した。SNS上でも「心温まる」「やさしい世界」「球審とにこやかにしてんのいいよな」「人としての振る舞いに学ぶべきところがたくさんある」などと大谷の行動に注目するコメントが投稿された。

 チームは初回、最近7試合で打率.194と低迷していた1番ベッツが今季9号、大リーグ史上5人目の通算52本目となる先頭打者弾で先制。3番フリーマンにも今季7号となるソロ本塁打が飛び出した。

 大谷は3―0の6回の第4打席では打撃妨害で出塁。8回1死二、三塁の第5打席は相手ベンチが申告敬遠を選択した。ドジャース移籍後は強打者のフリーマンが控えているため申告敬遠を選択されたことはなかったが、初めて申告敬遠で歩かされた。満塁となったところでフリーマンがきっちり犠飛を打ち上げ、チーム4点目をたたき出した。

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