犬塚浩弁護士 松本人志と文春の裁判 争点が「わかりにくい」状況「性加害があったかなかったではなくて」
2024年01月28日 10:47
芸能
「極端な言い方をすると、あったかどうかははっきりしないけど、信じたのはしょうがないね、って場合にはマスコミは責任を負わないということになります」と説明した。この解説に、MCの東野幸治も「え~、凄いややこしい」と驚くばかりだった。
松本は22日に週刊文春の発行元・文芸春秋などを相手取り、名誉毀損(きそん)に基づく損害賠償などを求めて東京地裁に提訴。松本個人による提訴となり、請求額は約5億5000万円。第一審だけでも1年半から2年かかるとみられ、最高裁まで争うことになると、その期間は約5年になる可能性もある。松本の代理人は「記事に掲載されているような性的行為やそれらを強要した事実はなく、およそ“性加害”に該当するような事実はないということを明確に主張し立証してまいりたいと考えております」とコメントを発表している。
訴えを受け、週刊文春編集部は「一連の記事には十分に自信を持っています。現在も新たな告発者の方々のお話をうかがい、慎重に裏付け取材をしております。提訴によって萎縮することなく、今後も報じるべき事柄があれば、これまで通り報じてまいります」とコメントした。