中居正広「もう笑っちゃって」 今は亡き最愛の父との切なくも楽しかった“最期の日々”
2024年01月28日 16:15
芸能
病魔に侵され、入院中だった9年前の正志さん。亡くなる10日から2週間程度前のころ、本人も三男の“ひろちゃん”中居もそのことを分かっていた時期のことだった。
父が食事をとる際、中居は「もう好きなもの食べればいいじゃん」と思ったが、肉好きの正志さんが「野菜食べる」と野菜から食べ始めたのだという。
「でもさ、肉が好きだったら肉を先に食えばいいじゃん。メシがいいんだったらメシ食えばいいじゃん。魚なら魚…」。
死に近づいている父を思いやり、そう語りかける末っ子。だが、正志さんはそこで「いやいや、野菜から食べたほうが健康にいい」と言ったそうで、中居は「もうおせーっつーの!」と当時を思い出して複雑な思いを打ち明けた。
「もう間に合わ…もう間に合わないって!あと2週間しかないんだから!好きなものを…!あれ、なんだろうね。びっくりしちゃってもう笑っちゃって。ナニを健康に気を付けるとか言ってんだ…って。もう健康じゃねーんだから。もう無理。もう間に合わないんだから…。好きなもの食べりゃいいじゃんっつって…。あの時、もうホント、ゲラゲラ笑っちゃったんだよな…」と切ない思い出し笑いをしながら振り返った中居。
「本人も“そうだな”なんつって。健康に気を付けて野菜を食べるようにするって言ったけど…。健康を考える…(もう)関係ねーじゃねーかよ!ってなんかケタケタ笑ったの覚えてんな…」と死の直前にも息子を楽しませてくれた最愛の父への思いを語っていた。