選挙大好き井上咲楽 安芸高田市の石丸市長もびっくり!「選挙になると夜行バスで50カ所は回る」

2024年01月28日 20:45

芸能

選挙大好き井上咲楽 安芸高田市の石丸市長もびっくり!「選挙になると夜行バスで50カ所は回る」
大きなハートマークを作り、満面の笑みを見せる井上咲楽 (撮影・小田切 葉月) Photo By スポニチ
 タレントの井上咲楽(24)がYouTubeチャンネル「ReHacQ」の広島ロケに参加し、「大ファン」と話す広島・安芸高田市の石丸伸二市長(41)と共演した。
 石丸市長は議会や記者会見での歯に衣着せぬ発言で話題となり、YouTubeチャンネルやSNSで全国的な話題となっている人物。元三菱UFJ銀行のエリート行員で、古い体質の議員や地元のメディアを論破する姿が若者を中心に受けている。一方の井上は選挙オタク。「選挙になると全国各地の選挙区を夜行バスなどを使いながら50カ所近くを回る」というほどで「選挙の人間ドラマが好きなんです」と話す。

 「そもそも、なぜ興味を持ったんですか?」とスタッフに聞かれた井上が「高校生の時に額賀派の分裂というニュースを見て」と言い出すと、石丸市長が「額賀派?びっくりした」とマニアックな時事ネタに大きく反応。「そうなんです。でも、最初は細胞分裂的なことかと思って、額賀というミジンコみたいなものがあるのかと思ったんですけど」と言うと、市長は大爆笑。「でも調べたら額賀福志郎さんという人のことだったんですけど、でも大人でもケンカするんだ、というのが興味を持ったのがきっかけでした」と明かした。

 なぜ政治の場ではケンカのような議論になるのか、という話には興味津々。市長は「それぞれの正義があるからと思います。物事を見る角度によって見え方が違うんですよね。正しい、間違っているというのも言えないところもあるので」と説明。それを受けて井上は「それぞれの人生で考え方も違うじゃないですか。平等って難しいと思うんですけど、どうやってあんばいを取るんですか」と本質をついた質問。市長は「各論を見てもバランスがとれないので、全体を少し引いて見て、どうやったら良くなるかを考えます。そのためには多少の犠牲はやむを得ないと判断するときもあります。なので責任は常に問われ続けるんだろうなと思う。それは自分自身に対してもだし、議員にもそれを求めたい。だから厳しくなるんだと思う」と自らの政治信条を語った。

 この日は午前4時40分起床だった井上。さらに前日は夜中まで撮影だったという。それを聞いて石丸市長はびっくり。「それを聞くまで、そんなに大変な状況で来ていただいたなんて全然わからなかった。プロはすごいなと思いました」と井上を絶賛。そのうえで「もっと頑張らないと、と反省しました。おっさんのほうが寒さで疲れ気味だったのに井上さんに元気をもらった。ファンになりました」と言って、井上を喜ばせていた。

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