【王将戦】藤井王将が3連勝!「ついうっかり」も強し、タイトル防衛王手 菅井の向かい飛車を迎え撃ち

2024年01月28日 17:42

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【王将戦】藤井王将が3連勝!「ついうっかり」も強し、タイトル防衛王手 菅井の向かい飛車を迎え撃ち
<第73期ALSOK杯王将戦第3局・2日目>対局を終え大盤解説会場であいさつす藤井王将と菅井八段(撮影・会津 智海) Photo By スポニチ
 将棋の第73期ALSOK杯王将戦7番勝負(スポーツニッポン新聞社ほか主催)第3局は、27、28の両日、島根県大田市の「さんべ荘」で指され、将棋の藤井聡太王将(21)=8冠=が菅井竜也八段(31)に勝利した。通算成績は藤井の3勝0敗。
 菅井の向かい飛車を迎え撃った藤井。相穴熊にがっつり囲った前2局とは違い、お互いの主張をぶつけ合う展開に。飛車角交換や歩の垂らしなどの、攻めの主導権を巡る駆け引きの中で、徐々に形勢は藤井に傾く。最後まで藤井が軽快に攻め、タイトル防衛に王手をかけた。

 「1日目はあまり想定していない展開になって、その後いろいろな展開が考えられていって。難しいところかなと思っていました」と振り返った。

 また「8七角と、と金を払われる手をうっかりして…だいぶまずい順を選んでしまったと思った」と反省。「中盤お互い難しい局面だったが、その中でいくつか読みが甘い所があったので反省点かなと思っています」とした。

 開幕3連勝で王将位3連覇、タイトル戦20連覇に王手。「まだまだありますので、一つで全体の勝負。そういったことは意識せず、これまでとおり臨みたい」と語った。

 第4局は2月7、8日に東京都立川市の「オーベルジュ ときと」で行われる。

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