「虎に翼」勝訴も不穏ラスト「毒親?」「それぞれの地獄」よねはカフェ…涼子母・筒井真理子にネット戦慄

2024年04月12日 08:15

芸能

「虎に翼」勝訴も不穏ラスト「毒親?」「それぞれの地獄」よねはカフェ…涼子母・筒井真理子にネット戦慄
連続テレビ小説「虎に翼」。桜川涼子の母・桜川寿子(筒井真理子)(C)NHK Photo By 提供写真
 女優の伊藤沙莉(29)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「虎に翼」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)は12日、第10話が放送された。話題のシーンを振り返る。
 <※以下、ネタバレ有>

 向田邦子賞に輝いたNHKよるドラ「恋せぬふたり」などの吉田恵里香氏がオリジナル脚本を手掛ける朝ドラ通算110作目。日本初の女性弁護士・判事・裁判所所長となった三淵嘉子氏をモデルに、法曹の世界に飛び込む日本初の女性・猪爪寅子(ともこ)の人生を描く。吉田氏は初の朝ドラ脚本。伊藤は2017年度前期「ひよっこ」以来2回目の朝ドラ出演、初主演となる。

 第10話は、判決の日。猪爪寅子(伊藤沙莉)たちの予想は外れ、妻が着物を取り戻すことが認められる。女子部の面々は大喜びだったが、山田よね(土居志央梨)だけは「甘い」と怒りを隠さない。裁判には確かに勝ったが、あの女性の受ける扱いは変わらないと言う。着物を返還された妻・峰子(安川まり)の「離婚裁判は続くが、最後まで闘う」という言葉に、寅子は「法律は盾のように人を守るためのもの」だと考えるようになる…という展開。

 上野歓楽街にあるカフェ「燈台」。よねはボーイとして働いていた。

 華族・桜川涼子(桜井ユキ)の豪邸。母・桜川寿子(筒井真理子)は「涼子さん、少し日に焼けたんじゃなくって。ご自分の値打ちを下げてはダメよ」と注意。涼子は「はい、お母さま」と従ったものの、表情は冴えない。2人は関係は良好には見えなかった。

 “魔女部”と揶揄される同級生たちの背景が明らかになってきた。

 SNS上には「筒井真理子さま…圧が凄い」「高貴な毒親役、右に出る者がいない筒井真理子」「筒井真理子さん、気だるいお母様役、日本一」「ちょっとちょっと、みんな訳ありなん?」「それぞれの地獄」「よねさんの男装の理由も垣間見えた。小さく口を尖らせる花江ちゃんの息苦しさ。涼子さまの抱える歪み」「前半胸が熱くなったけど、後半不穏な流れに」「主人公の恵まれた環境にはっきり言及するのは珍しいね」などの声が上がった。

 15日からは第3週「女は三界に家なし?」が放送される。

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