イベント「甦る昭和演芸」発起人・桂福団治が意気込む「賑やかだった演芸場の空気感を再現できれば」

2024年04月12日 16:32

芸能

イベント「甦る昭和演芸」発起人・桂福団治が意気込む「賑やかだった演芸場の空気感を再現できれば」
イベント「甦る、昭和演芸」の発表会見に出席した(左から)シンデレラエキスプレス・渡辺裕薫、桂福団治、青芝フック、若井ぼん Photo By スポニチ
 昭和の上方演芸を満喫できるイベント「甦(よみがえ)る、昭和演芸」(4月29日、心斎橋角座)の発表会見が12日、大阪市内であり、関西演芸協会会長の落語家・桂福団治(83)、青芝フック(86)、若井ぼん(79)、シンデレラエキスプレス・渡辺裕薫(59)が顔を揃えた。
 半世紀前、大阪・道頓堀の角座で活躍したレジェンドが集結し、古き良き時代を懐かしむ公演。会長で公演の発起人である福団治は「賑やかだった、昭和の演芸場の空気感を再現できれば」と目を細めた。

 また、「漫才トリオ」として横山ノックさん、上岡龍太郎さんとトリオ漫才で一世を風靡(ふうび)したフックは「このキャリアになって演芸の世界は温故知新だったのだと…。弟子修行時代から見ていた芸を基に新しい何かが生まれていたのだと気づいた。昭和演芸は古いけど、現代に通用する強さがある」と自負。「この素晴らしさの一端をお客さんに知っていただく会にしたい」と意気込む。若井は「当時の芸人の個性ある失敗談をオブラートに包んで話します」と楽屋の裏話を披露する。

 他の出演はものまねの上純一(74)、暁トリオ。シンデレラエキスプレス・渡辺は「昭和当時を知る先輩方の生の声が聴ける機会に私自身が胸を躍らせています」と楽しみにしていた。

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