水原一平容疑者 取引応じても重い量刑も…国際弁護士「事件としては被害額が大きすぎる」

2024年04月12日 19:32

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水原一平容疑者 取引応じても重い量刑も…国際弁護士「事件としては被害額が大きすぎる」
水原一平容疑者 Photo By スポニチ
 国際弁護士の村尾卓哉氏が12日、フジテレビ系「Live News イット!」(月~金曜後3・45)の取材に答え、ドジャース大谷翔平投手(29)の元専属通訳で違法賭博問題と多額の窃盗で球団から解雇され、刑事訴追された水原一平容疑者(39)の今後について見解を示した。
 米司法省は11日(日本時間12日)、銀行詐欺容疑で訴追したと発表した。違法賭博の借金を返済するため、大谷選手の口座から胴元側に1600万ドル(約24億5000万円)以上を不正に送金したとされる。水原容疑者は12日(同13日)にロサンゼルスの連邦地裁に出廷する見通し。

 米カリフォルニア、ニューヨークの両州で弁護士資格を持つ村尾氏は、その額の大きさに「被害者が複数人いて、1人から100万円ずつ取って、合計二十何億というなら分かりますけど、単体の人間から取るというのは考えられないくらい大きい」と驚きを口にした。

 銀行詐欺罪で有罪となれば、最大で禁錮30年が科される。村尾氏は、水原容疑者が今後、裁判になった場合は有罪答弁取引を持ちかけるのではと推測した。罪であることを認めて、その代わり裁判で争わないので軽い刑を求めるものだが、「司法取引をしても、(禁錮)2、3年ということはないんじゃないか」と指摘。「事件としては被害額が大きすぎるので」と理由を説明した。

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