大谷翔平が25億円を奪還する方法 清原弁護士解説「回収できる可能性が高まる」ケースとは
2024年04月12日 17:04
芸能
連邦検察官は「大谷が被害者であること強調する」と、大谷が違法賭博などに関与していないことを主張した。清原氏も「捜査側も捜査を尽くした結果、大谷選手が違法賭博に関与したということはない。不正な送金にも大谷選手はまったく関わっていないということが、捜査の結果として明らかになったと言っておりますから、大谷選手はシロと捜査側も判断したということになる」と自身の認識を示した。
その上で、大谷が失った金について「もちろん大谷選手は被害者だから、盗まれたお金を水原氏に返せと民事裁判を起こすことができます。そして恐らく大谷選手が勝つと思います」と説明した。
しかし、ここで問題になるのは、水原容疑者の支払い能力だという。「ただ問題は、25億近いお金を返せという勝訴判決を得たとしても、水原氏が25億を返すだけの支払い能力があるのかというと、ちょっとないだろうと考えるのが自然」。その場合、水原容疑者の自宅などの資産を売却し、回収するなどの手段も考えられるが、「それも満額とはいかないでしょうね」と見通した。
他に考えられる回収策は、胴元相手の訴訟だが、これは胴元も不正送金に関わっていた場合に限るという。「胴元がもし不正送金に関わっていたら、胴元も水原氏との共犯者ですから、胴元に対して“あなたが受け取ったお金、25億円を返しなさい”と裁判を起こせば、これも胴元に対しても大谷選手は勝てる」。さらに「胴元がどれだけお金があるか、支払い能力があるかによりますけど、胴元なのである程度、あるだろうということなので、回収できる可能性が高まるだろうと思います」とも付け加えた。