広陵・真鍋が「集大成の夏」へ向かう 大会屈指のスラッガー 初戦は立正大淞南との隣県対決

2023年08月04日 04:45

野球

広陵・真鍋が「集大成の夏」へ向かう 大会屈指のスラッガー 初戦は立正大淞南との隣県対決
広陵・真鍋(中央) Photo By スポニチ
 【第105回全国高校野球選手権大会・組み合わせ抽選会 ( 2023年8月3日 )】 広陵(広島)の初戦は同じ中国地区の立正大淞南(島根)との対戦に決まった。小林隼翔(はやか=3年)主将は「自分たちから仕掛けることを忘れず攻めていきたい。まずは試合まで日にちが空くので、しっかり体をケアしたい」と意気込んだ。
 今秋ドラフト候補の真鍋慧(3年)は呉港との広島大会準決勝で特大の右越え本塁打があっても、中井哲之監督は「まだまだ大したことはない」と満足していない。厳しい目を向けるのには理由がある。「期待しているからこそ。スイングが高校生レベルとケタ違いなのは分かっている。あのスイングならまだまだやれるはず」。集大成の夏。さらなる爆発を待っていた。

 立正大淞南とは昨春の中国大会で対戦。当時2年生で4番を任され、3打数1安打1打点で9―0の快勝に貢献した。注目を集めてきた同じ左のスラッガー、花巻東・佐々木麟太郎、九州国際大付・佐倉(人ベンに峡の旧字体のツクリ)史朗と3人そろうのは2年春の選抜以来。聖地に最初に本塁打を刻むのは誰か。注目の夏が始まる。

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