沖縄尚学 いなべ総合と6日目初戦 運営の台風被害考慮に、比嘉監督「いいのかな、という申し訳なさも」

2023年08月04日 04:45

野球

沖縄尚学 いなべ総合と6日目初戦 運営の台風被害考慮に、比嘉監督「いいのかな、という申し訳なさも」
対戦が決まったいなべ総合の堂上陸・ 主将(左)と沖縄尚学の佐野春斗主将(代表撮影) Photo By 代表撮影
 【第105回全国高校野球選手権大会・組み合わせ抽選会 ( 2023年8月3日 )】 大型で非常に強い台風6号の影響でチームの甲子園入りが遅れた沖縄尚学は、6日目の第1試合でいなべ総合(三重)との顔合わせになった。
 運営委員会が現状を踏まえて10~12日実施予定の大会5~7日目を初戦とする措置をとった。出場校最初にくじを引き、試合日が決定。佐野春斗主将(3年)と、一足先に7月31日に大阪入りした比嘉公也監督は「あとにしていただいただけで感謝です。同時にいいのかな、という申し訳なさもある」と複雑な心境を語った。全体での練習は7月30日が最後。比嘉監督はコーチから送られたグラウンドの写真を見て「凄かった。フェンスから何から破壊されてるような状態で」と説明。自宅が台風の影響で停電になった部員もいたという。

 2日出発予定だった本隊は3日夜、無事に関西入り。大阪入り後、比嘉監督とバッティングセンターで汗を流したという佐野主将は、選手一人の抽選に「寂しかったです」としたが「初戦に向けて全員でやっていきたい」と前を向いた。

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