エンゼルス・大谷2安打　3部門でトップ3入り　2カ月連続＆日本選手最多更新4度目月間MVP

2023年08月04日 02:30

野球

エンゼルス・大谷2安打　3部門でトップ3入り　2カ月連続＆日本選手最多更新4度目月間MVP — ＜ブレーブス・エンゼルス＞初回、第1打席を前にベンチでテームズコーチ（右）に気合を入れてもらう大谷（撮影・沢田　明徳）6　止　 Photo By スポニチ

【インターリーグエンゼルス5―12ブレーブス（ 2023年8月2日アトランタ）】エンゼルス・大谷は2日（日本時間3日）、7試合連続安打となる2安打で打率を・307に上げてリーグ3位に浮上した。初回に初対戦のチリーノスのスプリットを右前打。6回無死一塁でもシンカーを右前へ運んだ。

　打率を3厘上げ、ガーディアンズのJ・ネーラー、レッドソックス・吉田を抜いた。同断トツの39本塁打、同2位の81打点と合わせ、打撃3部門全てでトップ3入り。試合前には7月のア・リーグ野手部門の月間MVPにも選出された。2カ月連続受賞で、日本選手最多を更新する通算4度目。月間打率・282だったが、3試合連続本塁打やダブルヘッダーの完封勝利後の試合で2本塁打などインパクトがあった。

　ただ、チームは2連敗で2カード連続の負け越し。先発して3回2/3を9失点で、トレード加入後2連敗のジオリトは「チームが負けたのは自分のせい」とうつむいた。ワイルドカード圏内のブルージェイズまで4ゲーム差に広がり、マリナーズに抜かれ地区4位に転落した。3日（日本時間4日午前10時38分開始）はそのマ軍戦に大谷が先発登板する。（柳原　直之）

　≪大谷のライバル、レンジャーズのシーガーが復帰≫ア・リーグ打率上位争いは波乱含みだ。この日、1位・321のブルージェイズ・ビシェットが右膝の負傷で負傷者リスト（IL）入りした。注目は右手親指痛でのILからこの日復帰したレンジャーズ・シーガー。いきなり2安打し、・352に上昇。規定打席に33打席足りておらず、到達には残り54試合で平均3・7打席が必要で、シーズン終盤に首位打者争いに加わる可能性がある。