阪神・近本 テクニックが詰まった9戦連続の安打に納得顔「しっかり打ちにいけている」

2023年08月04日 05:15

野球

阪神・近本 テクニックが詰まった9戦連続の安打に納得顔「しっかり打ちにいけている」
<中・神18> 4回1死一、三塁、近本は左前適時打を放つ(撮影・大森 寛明) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   阪神5―2中日 ( 2023年8月3日    バンテリンD )】 阪神の近本が曲芸打で大きな2点目を生み、最低限の仕事で試合を決定づける5点目をつかんだ。1安打1犠飛2打点での貢献。9試合連続安打にも伸ばした。
 「イメージしている球じゃなかったので、ああいう形になった。狙った打ち方ではない、とみんなも思うでしょうね」

 1―0の4回1死一、三塁。仲地の真ん中低めのスライダーにちょこんとバットをぶつけ、左前へ運んだ。常々見せる強く叩いた打球ではなく、テクニックが詰まった一撃。一方、4―1に差を広げて迎えた5回1死満塁では鋭くバットを振り切って左犠飛。5点差とし、中継ぎ陣へ大きな心の余裕をもたらした。40打点に到達して残り48試合。自己最多だった21年50打点の更新も十分視界に入る。

 「しっかり打ちにいけている部分はいいと思う」と納得顔。長期ロード最初の3連戦を勝ち越しで終え、選手会長として「一試合一試合、頑張ります」と表情を引き締めた。(八木 勇磨)

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