巨人・横川凱 49日ぶり先発で勝利投手の権利まであと1回…4回2失点降板に感情露わ「悔しい」

2023年08月04日 19:57

野球

巨人・横川凱 49日ぶり先発で勝利投手の権利まであと1回…4回2失点降板に感情露わ「悔しい」
<広・巨>先発の横川(撮影・奥 調) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   巨人―広島 ( 2023年8月4日    マツダ )】 巨人の5年目左腕・横川凱投手(22)が4日に出場選手登録され、同日の広島戦(マツダ)に先発登板。勝利投手の権利を得るまであと1イニングだった4回3安打2失点で降板し、今季5勝目を手にすることはできなかった。
 2回、外角への浮いたフォークをデビッドソンにライナーで右翼スタンドへ叩き込まれ、2点先制を許した横川。だが、直後の3回には先頭打者として自ら内野安打を放ってチャンスメークし、敵失で1点返したあとにバッテリーを組む大城卓の2点適時打で3―2と逆転に成功した。

 そして、1点リードのまま迎えた5回の攻撃だった。2死走者なしから大城卓の二塁打、ブリンソンの申告敬遠、門脇の安打で満塁となると、原辰徳監督(65)はここまで2打数2安打の横川に代打・中田翔をコール。打席に向かう気満々だった横川はベンチに呼び戻され、阿波野投手チーフコーチから声をかけられ、一人になったあとで悔しそうに打撃用手袋を外すと、そこで感情を爆発させた。

 なお、中田翔は捕邪飛に倒れて追加点はならなかった。

 横川の投球内容は4回で打者15人に対して60球を投げ、3安打2失点。4三振を奪い、与えた四球は1つ、直球の最速は142キロだった。

 初の開幕ローテーション入りを果たし、リリーフも経験した今季はプロ初勝利も含めて6月までに4勝。だが、7月1日の阪神戦(東京D)のリリーフ登板を最後に出番なく、同14日に出場選手登録抹消となっていた。

 ▼横川 失点した直後に逆転してくれた野手の皆さんに感謝したい。4回で降板することになり中継ぎの皆さんに負担をかけてしまい悔しいです。次回に向けて切り替えて頑張ります。

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