痛恨の逆転満塁弾浴びたエンゼルス守護神・エステベス「まだ沢山試合が残っている。明日やり返す」

2023年08月04日 15:26

野球

痛恨の逆転満塁弾浴びたエンゼルス守護神・エステベス「まだ沢山試合が残っている。明日やり返す」 — ＜エンゼルス・マリナーズ＞9回、逆転満塁本塁打を打たれ悔しがるエステベス（撮影・沢田　明徳） Photo By スポニチ

【ア・リーグエンゼルス3－5マリナーズ（ 2023年8月3日アナハイム）】エンゼルスは3日（日本時間4日）、本拠地アナハイムでのマリナーズ戦で逆転負けを喫し3連敗。3－1の9回、守護神・エステベスが逆転満塁本塁打を浴び痛すぎる敗戦となった。「2番・投手兼DH」で先発した大谷翔平投手（29）は、投手では右手中指がつった影響で4回3安打無失点で降板。打者では8回に40号ソロを放つなど2打数2安打1打点、2得点1盗塁だった。

　大谷のメジャー最速40号で本拠地ファンの興奮冷めやらぬ中、3－1の9回、守護神・エステベスが満を持してマウンドに上がった。だが、制球が定まらない。2者連続の四球で得点圏に走者を背負うと、カンゾーンに右前打を許し無死満塁。ヘルナンデスを空振り三振に仕留め、1死を奪ったのもつかの間、続くマーロウも2ストライクと追い込んだが、高め直球を狙われ右中間席へ痛恨の満塁弾を浴び、試合をひっくり返された。

　試合後、敗戦投手となったエステベスは「内角のストライク球を今季初めて打たれた。誰も私が残りのキャリアですべて完璧な投球をできるとは思ってはない。もちろんそうなればいいが、そうではない」と悔しさをにじませた。その上で「まだ、たくさん試合が残っている。明日やり返す」とリベンジを宣言。また、「状態は良い。疲れていたとかそういうわけではない。少しメカニックがズレただけだと思う」と疲労の影響は否定した。