「不適切にもほどがある」まさか現代で見られるなんて…!ツウだけが気付いた“あの名作”と重なる点

2024年02月01日 10:03

芸能

「不適切にもほどがある」まさか現代で見られるなんて…!ツウだけが気付いた“あの名作”と重なる点
金曜ドラマ「不適切にもほどがある!」第1話。小川市郎(阿部サダヲ)は喫茶店のトイレに不思議な空間を発見し…(C)TBS Photo By 提供写真
 俳優の阿部サダヲ(53)が主演を務めるTBS金曜ドラマ「不適切にもほどがある!」(金曜後10・00)は26日、15分拡大で初回を迎えた。コンプライアンス度外視の“ハラスメントワード満載”で、昭和では“常識”だったが、今では“死語”となった懐かしの言葉を連発。SNSトレンド1位の大反響となった。さらに脚本を手掛けた宮藤官九郎氏らしい“小ネタ”にも注目が集まっている。
 <※以下、ネタバレ有>

 宮藤官九郎氏がオリジナル脚本を手掛けるヒューマンコメディー。「池袋ウエストゲートパーク」「木更津キャッツアイ」の阿部&宮藤氏&磯山晶プロデューサーが「タイガー&ドラゴン」以来19年ぶりのタッグを組んだ。

 主人公は1986年(昭61)から2024年(令6)にタイムスリップしてしまう“昭和のダメおやじ”体育教師の小川市郎。彼の“不適切”な言動がコンプライアンスで縛られた令和の人々に考えるヒントを与える。

 冒頭、放送スタートと同時に、劇中の不適切と感じられる表現に対し、「1986年当時の表現をあえて使用して放送します」とあらかじめ“お断りテロップ”が流れた。そして冒頭から「おい!起きろブス!盛りのついたメスゴリラ!」と娘を罵倒するシーンが流れ、次々と暴言が登場。現代では“炎上”してしまうような、しかし当時では当たり前とされていた事象が次々と登場した。

 阿部演じる小川市郎は、生徒たちから「地獄のオガワ」と恐れられる体育教師で野球部の顧問。ウサギ跳び1周、水を飲むとバテる、連帯責任のケツバットと「地獄のオガワ」らしい指導を行う。

 この阿部の野球姿に、一部のファンから歓喜の声が上がった。

 理由は、2002年放送のTBSドラマ「木更津キャッツアイ」だ。同作は、宮藤氏が手掛けた連ドラオリジナル。木更津を舞台にして、昼は野球仲間、夜はちょっとマヌケな窃盗団を組織する悪友5人組の活躍を描いた作品。阿部は同作で、刑務所にいた過去を持つ木更津キャッツの野球部監督・猫田カヲルを演じていた。

 クドカンファンの間で、市郎の野球姿に猫田を重ねる声が続出。「猫田じゃんw」「冒頭から阿部サダヲに猫田みしかなかった」「『不適切にもほどがある!』ストーリーが面白いのはもちろんなこと、クドカン作品好きとしては、阿部サダヲさんのノックが『木更津キャッツアイ』の猫田時代と変わってなくて良かった」「阿部サダヲ、ほぼキャッツの猫田なのも笑う」「不適切にもほどがある!の阿部サダヲ扮する小川一郎、少し権力を持ってしまったそのまんま木更津市在住野球大好き猫田カヲルで草」「阿部サダヲの怒涛の暴言暴挙に猫田を感じる」「ジャンパーを着た阿部サダヲがもう猫田なんだよwww」「ドラマ不適切にもほどがある、実質木更津キャッツアイの猫田のスピンオフだというのを目にして興味が湧いた」「阿部サダヲが完全に木更津キャッツアイの猫田でゲラゲラ笑ってる」「猫田スピンオフや」「令和で猫田に会えるなんて……」と、歓喜の声が上がった。

 次回は第2話「一人で抱えちゃダメですか?」(2月2日)が放送される。ミュージカル調で視聴者に衝撃を与えた初回だったが、果たして次回はどんな物語が待ち構えているのか。

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